記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
夏の夜~歌人のふり・・・其の8ふくよかに 濡れし唇 あかき月 頬に触れ 滑り落ちたり 君の指 何度でも ぬるく囁き 何度でも ほんの少し、過ごしやすくなってる。 ここ数日の夏の夜。 旅先での旺盛な..
-
歌人のふり・・・其の7知覧の夜 捨(すてる)と必の二文字に 心締められ 石灯篭濡れ 手紙にも 心偽り書く文字に 美しき文字 流るるごとく 今の世に 生まれし幸にため息と 流す涙に また流す息 ..
-
歌人のふり・・・其の6君を待つ 明日に思うひらがなに たった五文字のラブレター ごめんねを 互いに返すその文字に 隠し忘れたあいしてる かけ違う ボタンひとつの大きさに いまさら気づき涙文字 朝みれば い..
-
離れていても・・・歌人のふり・・・其の5離れていることを、痛感する事ありますよね。 現実の距離で離れていることもあれば、気持ちで離れていることもあったり。 隣にいるのになんだか寒かったり。 自分では近くにいるつもりだったのに、気づいた..
-
歌人のふり・・・其の4たなばたです。 なにがあるわけでもないのですが。 一年に一度の夜。 どんな願いを書くのか、書けないままにすぎるのか・・・。 大人になったたなばたはちょっと切なさおまけ付き。 短冊の ..
-
歌人のふり・・・其の3シャンパンの 綺麗に冷えたその色に 泡しずしずと消えし切なさ 頭上遥か 見上げた窓にともる明 その滲む灯に心浮かれて 目の前を 風に追われし雲の波 ただひたすらに目に焼き付けて ..
-
歌人のふり・・・其の2土曜、日曜と、晴れたかと思えばいつの間にか雨・・・と、よく降る雨でした。 折り畳み傘では用をなさないと思って、途中のコンビニで買った600円也の傘。 持ち手のところにじわじわ伝い落ちてくるぅ~..
-
歌人のふり・・・其の1少しの間、月が綺麗に出てました。梅雨の晴れ間を縫うように。 鮮明に 窓に射し入り 月明かり さみだれ心に 導きし果て
-
◆墨絵風桜訪問着後藤友禅染色工房--------------- 友禅染墨絵風しだれ桜図訪問着・部分 水墨の描き上げでもよく桜を描きますが、これは墨絵風に友禅で染めたもの。染料の薄墨濃淡とホワイトで仕上..
-
**春の風景**◆春のバス◆ 春のバスに両手をあげて合図する 手 ..
-
**秋刀魚賛歌**あらたふと 今宵秋刀魚は 腹の中 やれもったいなや お前喰ふぞと告げやれば 秋刀魚笑って 次はお前じゃ 海の幸 百億年の 秋刀..
-
・・・立冬前に・・・からみ合う 脱水層の 衣々を 解きほぐしつつ 家族をぞ 思う 寝苦しき夢も 醒むれば 消ゆるごと きのふのことは なきこととぞ 覚ゆ ロウソクに 灯る炎は ..