記事「短歌」 の 検索結果 17229 件
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白木蓮気がつけば白木蓮の潔し 色なき空に無音の満開 何百と同じ言葉をしたためし さらりと流るる想いは底に
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風に混じるいろ散り際の梅の香りも一段と 背中温みし路地裏の隅 傍らを幾年歩きしその日々を 桜巡りし数でかぞえる 色彩のうすくぼやけし春日和 風に混ざりし色想いやる 窓辺よりそよりとここ..
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新玉葱うきうきと新玉葱を求めたり とろり飴色春告げし味 躰など所詮その人だけのもの 気にかけぬこと気にかけぬが良し 名残惜し雪の白さか吐く息か 弥生十日も過ぎたる夜半 アカシア..
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乾杯おめでとと小さき声で伝えたり こみ上げるもの一年の重み ふた口で顔染まりゆくその様に 嬉しき今日と長き昨日と 今日の日の笑い過ごししその時を また明日へとただ繋げたし
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思うもの夕暮れの空ほんのりと茜さし 共に染まりし続く雲へと 店先に鮮やかなりし桃の枝 蕾開きて雛祭りゆく 春めいて浮きあしだちて行く先で 目に入りしもの君に似合いか
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ミモザ急ぎゆく後ろ姿を追いかけし 甘き香りのミモザの吐息 霧雨に傘を迷いてささぬまま 歩く道には靴跡ふたつ 枝垂れ咲く白梅の下ぼんやりと 猫は歩きぬ春を知ってか 壁際に寄りかか..
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鎮静つま先のひとつ分だけ離れたる 淡きぬくもり心鎮めし 風に舞うビニール袋の行き先は 誰も知らぬげ乗りて行きたし ぽたぽたと軒に零れし雨玉を 数えられるほど今日は見ており
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くもり空うす重く行くあてもなく雲の中 白梅ほどけ頬も和らぎ 玉葱を刻む音だけ響く夕 ただ淡々と音は続けり 白さにも色は重なり彩りと なりて白梅花深き色
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彷徨う勢いのある恋愛の懐かしき ゆるりとするを良しと思へど 寒き日は些細なことに迷いあり 風冷たくてよそよそしくて 甘き香の赤き苺を一粒と ほおばりて夜ひとり噛みしめ
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降るものは街灯に薄くけむりし雨粒に 手を延ばしたる現を忘れ 胸元に小さく収まり髪うねり 頭上より降る甘き囁き 繰り返す言葉の色は交じりあい 君は君なり僕は僕なり
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はな柳より新緑の芽の伸びいでて 窓辺より来る春の彩り 春色の花の束より香り立つ 隙間埋めゆく薔薇のため息 造りたる花器に添えたし真っ白き 風に揺れたる一輪のはな
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ももいろ夕空にしんと静まり影残す 遠き富士なり続く空なり 梅香るお酒に今夜は触れてみる 君想うこと無きにあらねど それぞれの桃色映えて寄り添いて 薔薇の棘にも絡まりて夜