記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
歌会始今年のお題は「生」だったそうです。 入選者のなかでは、亀岡純一さんの、 「麦の種子蒔き終へたり」と日記書く今日を生きたる今日の一行 が好きです。 79歳のかただそうですが。 ..
-
ワンピ-ス・・・・歌人のふりワンピースバーゲンだからとミニを買い いつぞ着たらと迷う夜もたのし 満月とわが顔見比べ君の言 ツキを呼びしは君の月顔 腕枕ごそがさ音の伝わりし 指で歌いし君の初歌 弾きし音に今日の楽..
-
一目ごと・・・歌人のふり一目ごと編むが如くに日々を過ぎ ほどけぬ糸に願い込めつつ あいこいと浮かぶようにも書きし女性(ひと)も 地に足つけし日々生業に 詠むうたに込めし想いを顧みて ことばの稚拙さことばの..
-
夜空の黒板なんだかいい言葉だなって思いました。 昨日の新聞のコラムの中から拝借です。 ノーベル物理学賞を受賞した益川さんの記念講演の内容から。 銭湯に通う道すがら、父親が日食の原理などを話してくれて、..
-
しとしとと。。。。。歌人のふり。其の15夕方から降りだしたあめ。 ぽつりぽつり・・・からいつのまにかしとしとと。 いまもしとしとと。 降り続いています。 届かない言葉も呑み込んだ言葉も消し去った言葉も。 ほんとはちゃんと伝..
-
歌人のふり・・・君の住む 街にも色は追いつきか 心揺らせよかさこその音に 君の踏む 落ち葉の音と振りむきぬ 蒼き空にはただただの月 落ち葉踏み ただ歩くだけを我思う ただ歩くだけの距離を愛し..
-
あかき実・・・歌人のふりつかの間を 緩き流れに身をまかせ 君の想うをひとみに映す 濡れる実も 熟れる実もあり秋の宵 薫る風にも揺れる朱き実 こりこりと 音する如くに凝る肩を ほぐすひととききみ想う..
-
歌人のふり・・・色の波 今宵も月に押し寄せし 何を映しか群青の月 あと少し 時を惜しんで語り合い 針の速さに今日は小走り 月みては 泣きて笑いぬわが顔は いつか一人になりてみる月
-
月はなみだを ・・・ 歌人のふり今日もまた 月の涙に流されて 寄る舟もなくひとり岸辺に 君の内 今日1番を思いやる 雨のせいだと慰めの傘 俯いても いつもは笑えし我が顔に 月は涙を遠く映しぬ
-
歌人のふり・・・其の11温泉と 筆書きの文字黒々と 心誘うは旅の道草 揺れ揺れと コスモスの群れ走りすぎ たんぼの黄金空の白雲 目覚めれば 森が変わりし眼に優し すすき揺れゆき花鮮やかに
-
歌人のふり・・・其の10コンビニで アイスクリームと缶チューハイ ビニール袋の音も躍りぬ ふたくちと 食べぬ間に溶けストロベリー ぬるきアイスの甘さひとしお 寄り道の 坂を下りし店先の 心弾みし灯り..
-
歌人のふり・・・其の9白と黒 二色の糸が絡まりぬ するりととける後の切なさ 肩に載る 君の顎先受け止めて 今日までの時明日からの時 鏡より 強く映りし君の影 背中に頬にその笑い顔に