記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
ヴォーリズの建築を見ずメンタームを買わずお茶してお喋りやせむ
-
平底の田舟に水面をすすみきてひばりの声やよしきりのこゑ
-
船頭があやつる舟と近江言葉ばあちやんの背にゆられるやうに
-
短歌人7月号より その3 会員2戻れたら廻し蹴りして止めるわね二十年前の若きわたしを 蒼あざみ 何とも勇ましい。 嗚呼、わたしも廻し蹴りをしてみたい。 雨おおき去年の匂い..
-
河童なら斯く啼くらむといふ声はよしきりなりと船頭さんは
-
かわやなぎ花穂黄色に咲きいでて川面をわたる風はやさしゑ
-
かいつぶりぷくりともぐりそののちを見ずて田舟は水路をすすむ
-
短歌人7月号より その2 会員2貸し付けを迫る顧客といさかひて苦しむ夢をこのごろは見ず 矢野義信 今はもう退職をしてゐるのかもしれない。 仕事の最中の頃は、夢にまでこう言ふ苦しい状況が..
-
水面より蒲の新芽がすいと立つ去年の穂綿はただそこにある
-
葦原をわけて櫓漕ぎの舟にゆく水やはらかくぬるくうれしい
-
春長けて近江八幡駅に立ついざや子の会吟行合宿へ
-
短歌人7月号より その1 会員2まるでパウル=クレーのような春の水 いつか溺れてしまう夕暮れ 千葉みずほ 詩だ。 制服のシャツは帆のよう 立ちこぎで少女は夏の空へ漕ぎ出す ..