記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
「特急やくも」特急やくも ほやほやとみどりのうぶげが生えてゐる中国山地を車窓より見る 山峡の田は耕され水ひかれ黄金週間田植えのはこび 日野町立日野小学校校庭に児童はをらず..
-
短歌人6月号より その4 会員2鶴羽さんの母上のごと吾もまた食堂のそばを食べたくなるらん 丹呉ますみ 短歌人誌三月号に載つた鶴羽一仁さんの歌、 食堂の蕎麦が喰ひたいといふ母と雪降る町へ..
-
「春のあしたに」春のあしたに 花冷えの春のあしたの花吹雪コールスローをつくつてみよう 例年より開花が早いといふさくら満開にしてたちまちに散る 川の面に細波さそふ春の風きんくろ..
-
短歌人6月号より その3 会員2デザートの苺のにほふくちびるが吾にむかひてささやく喃語 桃生苑子 まだ意味のある言葉を話せない、幼い子供です。 いちごのにほふくちびる、の旧仮名遣い..
-
かはらないことは嬉しいかはりゆくことは楽しい風を呼ばむか
-
やはらかき祖母の背中にしがみつき歯が痛いことやがて忘れて
-
ガキ大将トミヒロくんにおぶはれて泣きなき帰る膝擦りむけば
-
父は背にふたりごを乗せおんまさんしたりおほきな背でありたり
-
内視鏡カメラ鼻よりずいと入る看護師さんの手が背をさする
-
胃カメラなり鼻より入れることにする穴に大小あれば左より
-
短歌人6月号より その2 会員2定刻に仕事終へむとひたすらに働きてわれは定刻に帰る 鶴羽一仁 この「ただごと」感は、強い力を内包してゐる。 窓際の黒い男も春だなと思ってそうな後ろ頭だ..
-
春たけて城西ボディーのガレージに防毒マスクが会釈をしたり