記事「短編集」 の 検索結果 1037 件
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次に待っている人がいるのでどんどん読んだ4冊清田隆之(桃山商事)『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』読了。 男でも女でもひとくくりにして言ってしまうのは間違いだと思う。ここでは「ごく一..
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怖かったり感心したり恒川光太郎『白昼夢の少女』読了。 『夜市』以来のファンだが、またこれも、スプラッターでもなくグロでもないのだが、ひんやり陣割りの独特の怖さのある短編が集まっていて、とてもよかった。ちょっと..
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わかりやすく怖い塔山郁『人喰いの家』読了。 何か九州あたりで起こった監禁殺人事件を想起させる小説。サスペンスとホラーの要素が盛り込まれていて、ぐいぐい読めるが、単純ともいえる。エンタテインメントとして..
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このシリーズが一番好きかな中山七里『さよならドビュッシー前奏曲』読了。 多才なミステリ作家、中山七里だけれど、最初に読んだのが『さよならドビュッシー』だったせいもあるかもしれないが、作者のクラシック音楽愛溢れる(..
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いつもとは少し違うような絲山秋子『忘れられたワルツ』読了。 もう一度読み返すことが必要かなあ。なんとなく、いつもの私の好きな男前な絲山先生の作風と違ったような感じがして、あまり受け付けなかった。時間が経ってから..
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新境地? それとも朝井リョウ『どうしても生きてる』読了。 なんとも重苦しい短編集。辛い話が多かったが、なんとなく楽しく若い人の小説を書いている作者という変な思い込みがあったせいもあるかな。すでに中堅で重厚..
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美味しそうだけれど小川糸『あつあつを召し上がれ』読了。 短編集。美味しそうなものもたくさん出てくるが、なんだか話自体がグロな感じのものもあって、決して読後感はハッピーではなかった。 藤沢周平『逃走..
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いいやつだなサンシャイン池崎『空前絶後の保護猫ライフ! 池崎の家編』読了。 溺愛猫的女人さんのおすすめ。猫好きなのは知っていたけれども、これほどとは! いいやつだなあ。滑っても笑ってあげられる気にな..
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旅の空で、など中村文則『何もかも憂鬱な夜に』読了。 この人の小説はいつもなんだかよくわからないのだが、この短編は良かった。ていうか、ちょっと理解できたような気がする。というわけで、◎。 スティ..
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短編集やらメンヘラやら長谷川義史『絵本作家のブルース』読了。 いい絵だけれど、文字が全部これだと読みづらいこと甚だしい。絵本で少ない文字をじっくり読むのがいいのかも。 本谷有希子『生きてるだけで、愛』..
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恐ろしくも悲しい事件からハン・ガン『少年が来る』読了。 様々な映画や小説でも書かれている光州事件を描いた作品。とにかく恐ろしいしやりきれない描写が続いたが、最後のほうに少しだけ救いがあってほっとした。そうだよね..
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知多にみかん澤田ふじ子『黒髪の月』読了。 いろいろな時代の短編。面白いのもあったのかもしれないが、なんとなくあまり印象に残らなかったなあ。知多半島でみかんを作ろうとした話あたりが、気の毒だが面白かっ..