記事「第52話」 の 検索結果 43 件
-
将也だけが罰を受けすぎ? あるいは将也=キリスト仮説(10)将也は、転落してから目覚めるまで、2週間も眠り続けていました。 でも、それと同時に、将也はちゃんとキリストの逸話と同様、「3日で」復活してもいたのです。 それは、将也が復活した日がいつなのか、..
-
将也だけが罰を受けすぎ? あるいは将也=キリスト仮説(9)硝子が橋の上から落とした涙を受け止め、将也による救いを受け入れる「準備」が硝子を含めてすべて正しく整ったことを確認した川の中の鯉は、最後の大いなる奇跡を起こします。 それはもちろん、 将也..
-
将也だけが罰を受けすぎ? あるいは将也=キリスト仮説(8)そして、最後に残ったのが硝子です。 硝子は、こと将也の身代わり転落に関してだけいえば、最も重い「罪」を背負っていることは明らかです。 将也は、硝子についても、転落時にほとんどの罰を引き受けてく..
-
聲の形における「因果応報」を考える(13)硝子が「現実」を否定するのをやめ、過去ではなく未来を志向できるようになったことで、硝子回の前半部分(理想世界の夢想部分)までは「過去を取り戻し、理想の世界を実現する」と(硝子の中で)整理されていたであ..
-
聲の形における「因果応報」を考える(12)映画再開を成功させた硝子に、理不尽にも宣告された「このままでは将也が死ぬかもしれない」というメッセージ。 それは、映画再開を「失われた過去の修復、夢見ていた理想の世界の実現」であると位置づけた硝子へ..
-
聲の形における「因果応報」を考える(11)第6巻の硝子回で硝子は映画を再開させ、これまで将也も植野もかなわなかった「失われた過去を取り戻す」ことに成功したかのように見えます。 でもそれは、実のところ何を意味しているのでしょうか? ..
-
第6巻は第2巻だけでなく第1巻のリフレインでもあった?(3)一方の将也です。 将也も、第53話で硝子とそっくりの夢を見ます。 もともとここはオカルト的ですが、今回の読みときにしたがうなら、硝子が映画再開にこぎつけ、水門小を訪れたことでふいに現れたパラレ..
-
第6巻は第2巻だけでなく第1巻のリフレインでもあった?(2)将也にとって手に入れたかったものとトラウマ。 それは、島田や広瀬とのかつての楽しい生活がずっと続いていく毎日と、硝子をいじめてしまったという事実を取り消したいという想いでしょう。 硝子にとって..
-
第6巻は第2巻だけでなく第1巻のリフレインでもあった?(1)どんだけリフレインネタが好きなんだよと言われそうですが(笑)、一度気がつくとどうしても気になってしまうので、興味のある方だけお付き合いください。 先日もエントリを書いたように、将也転落事件からの..
-
第52話 コネタ集さて、火曜日恒例のコネタ集です。 今回もボリュームがけっこうありますが、今回は1エントリにまとめて投稿します(Seesaaブログのサーバが不調なので、アップ回数を減らしたいので) 1)将也の指..
-
第52話・定例 伏線回収ウォッチングさて、第52話は硝子の感情の爆発をせりふを使わずに絵だけで描写するというアーティスティックな回で、伏線回収という面からは大きな進展はありませんでした。 ただ、いくつかのシーンの読み込みや、第51話と..
-
第52話、筆談ノートに象徴される、「硝子の過ち」とは?第52話はほとんどせりふがなく、物語の大きな進展は(将也が目覚めたことを除けば)ありませんでしたが、ちょうど真ん中辺りに描かれている筆談ノートを巡るエピソードには、物語の中核となる問題へのさまざまな意..