記事「考察」 の 検索結果 3288 件
-
詩はもともと定型なのだ 田村隆一『水』其の二現代詩人は各々韻律を意識しており、自作で韻律を実現しているのだろう。 だから流暢。 各行の意味するところはよくわからないまでも、昭和の文体をみごとなまでに自家薬籠中のものとしていると思えなく..
-
詩はもともと定型なのだ 田村隆一『水』このところ少しずつ現代詩を読んでいる。今日は田村隆一『水』の次の二行に酔った。 詩はもともと定型なのだ どんな人生にも頭韵と脚韵がある。 田村隆一は若いころ好きだった詩人。 ..
-
映画館で涼み一年中が夏休みきょうは妻と涼みに映画館へ。涼む場所としてはデパートもあるが、デパートは当面はいらないものも買ってしまうので結構金がかかる,、というのが妻の弁。 見たのは夏休みだというのに子供がひとりもいない映..
-
貴妃がためにああ千年早ければ漢語俳句において上五中四下三に作れば、撞韵(冒韵)を避けることができるかもしれない、と思いついたついでに 日本語の俳句の新しい句体を思いついた。 上七中六下五 五・四・三にしろ..
-
孤独と孤高と佛の後光日本人の漢詩の多くはノーテンキなくらいに風景の写生や事物の叙述に酔い痴れていると思えるが、日本人の自由詩は、不安、孤独、といった個人の心の闇を言葉にする技術を競っているように思える。 考えてみれ..
-
立ちションや犬は許され人は×この句、 立ちションや犬に許され人はご法度 の方がよいかも知れない。少なくとも、五七五ではないだけよい。 今日は妻のために車を運転し銀行の用事をすませスーパーに立ち寄り韓国..
-
詩の情理と論理昨日の拙作七絶“武士道”二首の基軸となっている句 武士有道堪敢死(→武人有道堪強死) 武士には 敢へて死するに堪へたる道あり について実は一地清愁さんのネイティブチェックを受け..
-
中国語ではなく漢字語で詠む詩昨日の葛飾吟社の例会では、詩詞をめぐって、次の所見も述べた。 詩詞(絶句・律詩・排律と詞曲)は、奇妙といえば奇妙な詩だ。 詩は一般に言語のナショナリズムと一体であり、詩人は母語を用いて詩..
-
詞は定型詩なのか自由詩なのか今日は漢詩結社「葛飾吟社」の例会。私は、次の話をした。 1.詞譜は詞譜集によって多少の異動があることを、『欽定詞譜』と『新編実用規範 詞譜』を較べてみてみた。 2.詞は定型詩なのか自由詩..
-
詞の読み下しと日本の現代詩最近、20世紀の日本の現代詩と、私が填めている詞の読み下しがどれだけ異なるのか、ということを思う。 詞の読み下しにはオリジナルがあり、平仄を調え押韻をして韻律に敵う漢文の詩がオリジナルだ。 ..
-
蝉時雨余生観念二十年 日常茶飯草子「【俳句】蝉時雨」について 蝉時雨余生観念二十年 せみしぐれよせいかんねんにじゅうねん と読んで五七五の作句ですね。 十字(三四三)に作る漢語俳句は、小生が所属する漢詩結社(葛飾吟社とい..
-
百年をひと跨ぎにし歌ふ鮎昨日、下記パフォーマンスを視聴した。 AYUO 2 NIGHTS SPECIAL + KAORI OHSUGA 二夜のパフォーマンス 百年前に芸術革命を起こした ..