記事「考察」 の 検索結果 3288 件
-
順情得詩,順字得詩漢語は和語よりも抽象的思考に向いているが、昨日の拙文「詩情ならぬ詩を詠む詩情にひたりけり」 https://shiciankou.seesaa.net/article/201308art..
-
詩情ならぬ詩を詠む詩情にひたりけり詩情があるから詩が生まれるのか、それとも詩があるから詩情が生まれるのか。 詩には作者があり、作者はみずからの詩情に従って詩を詠み、詩には読者があり、読者は詩を読むことで詩情にひたることができる。..
-
俳句の未来と現代詩の末路 その三拙稿「俳句の未来と現代詩の末路 そのニ」 https://shiciankou.seesaa.net/article/201308article_66.html で引用した大岡..
-
俳句の未来と現代詩の末路 その二「俳句の未来と現代詩の末路」について 一昨日拙稿「俳句の未来と現代詩の末路」を書くにあたって、とても気になる一文があったのだが、それがどこにあるのか今日見つけた。 >もし読者が、たとえば「..
-
俳句の未来と現代詩の末路何が意味されているのかが不明だが流麗な言葉。 それをこそ詩の言葉というべきで、散文では味わうことのできない詩趣がある、といえばいえる。 しかし、作者にとってはともかく、読者には限度というもの..
-
千年の時を超え飛ぶ翼かな「詩のための酒に亡びる秋の暮れ」について 昨日、一地清愁さんから拙作『玉蝴蝶・死尚蒙塵』につきととてもうれしいコメントをもらった。 >上半阕很古典,以为是宋人的&..
-
荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉(その三)「荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉(その二)」について 昨日、拙稿につき、一地清愁さんから、次のコメントをもらった。 荒海や佐渡によこたふ天河-----到底我是外国人,很難理解這个句子的美点。..
-
荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉(その二)「荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉」について、寝る前に >芭蕉の句が秀逸であるのは、七夕を詠み、逢瀬と別れを詠み、つまりは人事との関わりで万葉以来詠み継がれてきた天河を、芭蕉は、人事を超越する..
-
荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉漢籍の教養が影響しているかと思える江戸俳諧についていささか思弁しているが、芭蕉の名句 荒海や佐渡によこたふ天河 にもまた、漢籍の影響を見てもよいのだろうか。 芭蕉の句は、荒海と..
-
柳散清水涸石処々 蕪村漢籍に嗜好を示した俳人の一人に蕪村をあげることができる。 漢詩ではない日本の詩の先駆けとされることもなる「春風馬堤曲」は、俳句と漢詩を混淆した「曲」であるのだが、五言絶句めいたものの挿入があり、..
-
夏草や兵どもが夢の跡 芭蕉仮設に過ぎないが、旅とともに句を詠んだ芭蕉は、旅先の景を句に詠むだけでなく、句を詠むたびに漢籍を反芻 していたのではないか、としばしば思う。 俳句における写生という観念は子規とともに始まるが、..
-
蝉噪林逾静(蝉噪いで林ますます静かなり) 王籍「噪蝉」という言葉を詞に使いたいと思い、用例をネットで調べていて、次の詩を見つけて驚いた。 作者の王籍は、生年不詳だが、南朝梁の時代(502年 - 557年)の詩人。 王籍『入若..