記事「藤沢周平」 の 検索結果 322 件
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やっぱりいいな藤沢周平『龍を見た男』読了。 やっぱり、藤沢周平はいいなあと思う。外国で読むとまたしみじみいいのだけれど、今回は持っていきませんでした。
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したたかな駆け引き藤沢周平『夜消える』読了。 短編集。男と女の駆け引きを扱ったものが多いが、なんというか、女はよりしたたかに描かれている。別に悪いことではないけれど、江戸の昔から女は強かったんだなあ、と思..
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惜しむべきひと井上ひさし『井上ひさし読書眼鏡』読了。 前半の『読書眼鏡』部分では、井上ひさし本人の気取らない「知の巨人」ぶりにしみじみしてしまうし、そのあとに収録されている『米原万里の全著作』では、一..
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珠玉のオムニバス縄田一男編『吉原花魁』読了。 隆慶一郎、宇江佐真理(惜しい方を……)、藤沢周平など、豪華な布陣による吉原小説オムニバス。どれもこれも面白く、いずれ劣らぬ出来栄え。遊郭を描いているけれど、..
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兵隊はつらいよ安生正『生存者ゼロ』読了。 このミス大賞作品。鳥インフルエンザ、エボラ出血熱などのパンデミックものと思いきや、まあそうなんだけれども、これがまた恐ろしいものに形を変えて人間を襲い来るとい..
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よかったエリック・トレダノ監督『最強のふたり』を見る。 とても面白かった。ハリウッド映画の大仰さやなんかがないのはフランス映画だし当たり前だとして、泣かせを入れる部分もなく、過剰に音楽で盛り上げ..
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かっこよかったり悪かったり藤沢周平『竹光始末』読了。 等身大というか、普通の人として暮らす武士の姿を上手に描く作者だけれども、この本に出てくる連中は中でもかっこ悪い。が、ちょっと抜け作でとほほに見せておいて、けっ..
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残念ながら山本一力・縄田一男・児玉清『人生を変えた時代小説傑作選』読了。 面白かったのだけれど、残念ながらこの中の二本は前に読んだやつだった。藤沢周平のと、山田風太郎の。縄田さんのアンソロジーはけ..
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安心の定番藤沢周平『麦屋町昼下がり』読了。 小太刀を使う胸のすくような女丈夫が出てくるが、それでいて夫が出世した朋輩にわかりやすく嫉妬するような良くも悪くも女らしさを備えていて、とても人間的。..
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たまには新作会社の抽選で当たって安く買えたチケットがあったので、猫マスターと久々に劇場に映画を見に行きました。 山田洋治監督『東京家族』。 渋谷のシネパレス、あんまり大きなハコじゃなかったけど、け..
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圧倒の短編藤沢周平『玄鳥』読了。 どれもまた傑作。あとがきで中野孝次が余すところなく藤沢周平の世界の魅力を解説しているが、なんとしても素晴らしいのはやっぱり「抑制の美」と、圧倒的にさわやかな読後感..
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読んだり観たり実用本からそうでないものからDVDからいろいろ。更新があくと、すぐにたまってしまうのです。 野村万之丞『いい加減 よい加減』読了。 新社長が愛読書に上げていたので……それほど面白..