記事「言語学」 の 検索結果 344 件
-
ソシュール 一般言語学講義(コンスタンタンのノート)を読む(1)フェルディナンド・ソシュール 著 影浦 峡,田中組子訳 東京大学出版局 一般言語学講義は、本来の意味での言語学を扱う。 <第一段階> 文法を対象として研究・・・言語の論理を研究し、規範的な文法..
-
記号と言う思想(1)記号とはなにか 高辻正基 講談社・BLUE BACK 日常の中で,絶えず使われる<記号>,無数の記号に取り囲まれている生活世界 取り囲まれたり,使用したりする事で面と向かっているはずの記号と呼..
-
私の前の信号が、赤であるのが見える。(3)まず、この書き出しの題は、私の見える事について、書き初めている。その書き出しの内容として、ある出来事が示されているのです。 内容(ある出来事):私と信号の位置関係は、私の顔の前方に信号機があると..
-
私の前の信号が、赤であるのが見える。(2)まず、<私の目の前にある信号機が、赤く点灯している>と言う時、わざわざ「目の前に」と言う言葉で表そうとしているのは、私が確認している仕方として<見る>と言うことがあると言う事であり、当然、信号機に流れ..
-
私の前の信号が、赤であるのが見える。(1)私の目の前に信号機が有り、赤いランプが点灯している。この赤く点灯している信号機が<ある>事に対して、この<ある>と言う判断を分析するのです。 デカルト的には、信号機は、赤く、丸いと言う属性として知覚..
-
三浦つとむ言語学について(14)からたちの花「が」咲いたよ 白い、白い、花「が」さいたよ からたちのとげ「は」いたいよ 青い、青い、針のとげだよ からたち「は」畑の垣根よ いつも、いつも..
-
三浦つとむ言語学について(13)<助詞>の色々 一つの文には、幾つかの語が並んでいる。この文の中の語と語とは、つながりを持っている。語同士の繋がりには、一定のレーレがあるのです。 語と語とのつながりを探求する前に、知っておかな..
-
私<は>明日学校へいく。私<が>明日学校へ行く。私は明日学校へ行く。 と言う文が言明された時、私自身の明日の行動予定をイメージしてコトバにしています。さてこの言明に対して、一つの理屈で分析をするのです。 それはこの一つのまとまりある言明が、<..
-
<概念は言語に先立つ2006.9.6・・・シカゴ・ブルースさん>(2)概念とは、ある対象を一定の種類に属するものとして把握した認識である。 個々の対象に対して、その個々のそれぞれにあるものが、共通として把握された認識と言う事。個々のモノに対して、その中にあるものが知覚..
-
宗宮喜代子<アリスの論理・不思議の国の英語を読む・生活人新書>の理解(2)アリスのチェシャ猫 チェシャ猫は、ニタニタ笑いを残して虚空へ消えて行くのです。消えた後にはただニタニタ笑いだけが残されている。 この時ニタニタ笑いの顔であるとかニタニタ笑いの声が残っているので..
-
宗宮喜代子<アリスの論理・不思議の国の英語を読む・生活人新書>の理解(1)古典論理、現代の記号論理の論理と言うもの 人は生きる上で誰も思考しますが、思考のメカニズムに関心を寄せ、これを厳密な方法論に従って記述しようとしのが、論理学です。 誰も思考はするが、思考につい..
-
<イヌ><いぬ><犬><Dog>という文字「<イヌ>という概念が、日本語では「犬」、英語では「Dog」と言う音素の列で表されている」と言ういい方。 注意しなければならぬのは、最初の<イヌ>を概念としていることです。当然これはカタカナ表記に..