記事「読む」 の 検索結果 663 件
-
ブレンディングジャージの二人 『ジャージの二人(長嶋有)』。 ゆるゆると流れる、やるせなさ。平明な言葉で世界を表現しているというと、かつての小沢健二に似た力を思い出しますが、長嶋さんの方が世界の直径が狭く..
-
屈託あるもの。短編集2冊と、語りおろしを1冊。 『ビタミンF(重松清)』。ここに出てくる主人公は大抵が今の私と同世代、つまり30代後半の男性なんですが、基本的に〝自分の人生、既に大半が決まってしまったんだよな..
-
夜を越えて往くのさ。久しぶりに、おいおいと声を上げて泣きながら、本を読みました。 『流星ワゴン(重松清)』。食わず嫌い作家だったし (正確に言うと、新聞の連載小説はチラチラと読んでいたので、つまみ食い嫌い作家ですね)、..
-
five senses読書日記。 『さんだらぼっち(宇江佐真理)』は、〝髪結い伊三次捕物余話"の4作目。 このシリーズは一作目の『幻の声』がダントツ良くて、だんだん奇をてらった話が多くなってきたので、ちょっと引き気..
-
脳内ハルキ中1Q84、読了。 読み終わるのがもったいない、もったいない、と思いながら。 えーーん、読み終わっちゃったよぅぅぅ。 良くも悪くもハルキワールド。 受け付けない人もいるだろうけど、 そ..
-
1Q84久々の長編にわくわく。 ゆっくり読まねば・・・と思いつつ、先へ先へと読み急ぐんだわな。 ハードカバーは持ち歩きがツライ・・・。 1984年・・・・ハタチだねぇ・・・。 佳ちゃんはマ..
-
「ジョイ・オンデマンド」 チャディー・メン・タングーグルで行われている瞑想法SIY「サーチ・インサイド・ユアセルフ」の続編。 こういう時だからこそ、家で(もしくは公園で)ゆっくり瞑想するのもいいですね。 訓練すればマインドフルな一呼吸で幸せを実..
-
「フランス人は「老い」を愛する」 賀来弓月今までは楽天のkoboという端末で主に電子版は読んでいましたが、kindleも防水仕様のものが出たので購入しました! 風呂読書派なので。 この本もタイトルに惹かれて。 年齢的に(笑) これも..
-
「世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業」 Nami Bardenamazon primeで無料だったのでタイトルに惹かれて読みました。 世界中の大物やお金持ちが集まるインドの教室があるという。 そこで学ぶのは心を苦悩の状態から美しい状態に戻す方法。 ..
-
「繚乱」 黒川 博行連続黒川作品。 堀内・伊達シリーズの第2弾。 先に3作目の果鋭を読んでめちゃ面白かったので連チャンしました。 今回も得意のパチンコ業界ネタに大暴れ。 大阪府警を追われた二人。伊達は競売専門の不..
-
「容疑者」 ロバート・クレイスパトロール中に銃撃で相棒を失った警察官スコットとアフガニスタンで相棒を失った軍用犬マギーが新たにパートナーを組む。そしてスコットを銃撃した犯人を追って行くというストーリー。スコットもマギーも相棒を失っ..
-
「黒と白のはざま」 ロバート・ベイリーザ・プロフェッサーに続く、トム・マクマートリー教授シリーズ第2弾。前作で助けられた教え子のボー・ヘインズが殺人容疑をかけられトムに弁護を依頼する。またしても圧倒的に不利な状況の中で逆転無罪は可能なのか..