記事「進化」 の 検索結果 1963 件
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ダーウィンの共進化説は間違いか?マダガスカルのランの1種アングレクム・セスキペダレの長い距から蜜を吸う未知の巨大な蛾を予測したのがダーウィンです。彼の死後20年がたち、予測どうり口吻の22cmもあるキサントパンスズメガ(キサントパン..
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トノサマガエル種群とセグロカモメ種群種群というのは、極めてよく似た複数の種(亜種)を一括りに扱うときに使う用語です。早い話し分類のよくわからない生物の一群を指す言葉です。 英語では、complex(複合体)とかassemblage(集..
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ニホンアカガエル070530茨城「個体数が多く、よく人目にふれる日本産のアカガエルを代表する種。」 山渓の『日本のカエル』には、こう記されています。しかし、現在このカエルはよく人目にふれるカエルではありません。『日本のカエル』が出..
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ウチスズメ♀070513千葉県(追記250823)今春は手賀沼に花を添えたレンジャクですが、レンジャクとこのウチスズメの共通点は何でしょうか? Smerinthus planus 070513 Japan. 大形のスズメガの一種で、後翅に色彩..
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サンショウウオのカニバリズム進化生態学が流行る前、動物行動学が全盛の頃、種に不利な行動は進化しないと考えられていた。だから、同種殺しは異常な行動で片付けられてしまいました。 今では逆に、種や個体群に有利な行動が進化する、あるい..
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トウキョウサンショウウオ~両生類の分類学は参考になる大形白頭カモメ類の分類/系統を理解するのに両生類のそれがとても参考になります。 両生類は比較的個体間の移住の頻度が低く、隔離されやすいため、種分化が進みやすいと考えられます。 日本は小形サンショウ..
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ワシカモメ幼羽061210神栖Larus glaucescens juvenile 061210 Japan. ワシカモメやシロカモメはまだまだ数が少ないです。南下している最中なのでしょう。 かなり羽色の濃い幼羽です。嘴はかな..
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シジュウカラとグロージャーの法則シジュウカラは最も研究の対象になることの多い鳥の一つです。 シジュウカラはセグロカモメとともに、種分化の代表的なモデルの一つである、輪状種(環状種)の例としてしばしば取り上げられてきました。これにつ..
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トウキョウダルマガエル060830印旛沼関東で見られるトノサマガエルは、このトウキョウダルマガエルです。トノサマガエルはいません。富士山の西には、亜種ダルマガエルがいます。 地理的隔離による種分化の代表的な例です。いずれカモメ..
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コシジロウズラシギの腰はなぜ白いのか?(追記190817)White-rumped Sandpiper molting adult 190814 Japan. 多摩川の河口で、日本ではこれまで未記録のコシジロウズラシギと思われるシギが観察されました。ネット..
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レンカクの子殺し最近、奈良と茨城でレンカクが観察されています。この鳥は珍鳥派のバードウォチャーにもてはやされますが、進化生態学で注目される鳥でもあります。 ローレンツに代表される古典的な動物行動学は、種を重..
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ファーブルとダーウィン - トックリバチの巣作り060729手賀沼巣を増設するトックリバチ060702手賀沼。泥団子をくわえて運んでは円形に重ねてゆきます。増設された部分はまだ乾いていないので黒っぽく見えています。 トックリバチの巣0607..