記事「酒」 の 検索結果 28810 件
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大寒。日曜の晩、ひとり食堂で揚げ豆腐をほおばりながらーー魯迅を久しぶりに旧友と銀座のビアホールから蕎麦屋を巡る新年会のあと、別れて一人。ラーメンを食べようと新橋駅前にある華人の営む店で、ひとまず揚げ豆腐の辛味汁添え。上品で結構。 魯迅の短編『在酒楼上(酒楼にて)』の..
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ひとり北の酒場にてーー紋別『おでん・焼魚 操』@はまなす通り「雪の降る街を…」と歌われるような、穏やかにしんしんと降る雪ではない。吹きつける雪の粒が顔に突き刺さるよう。 明日は猛吹雪がやってくるという。この街にいつまで閉じ込められるかしれない。宛てがい扶..
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唐突ながら、今オホーツク紋別 その二 ーー昼メシのことやら晩酌やら支離滅裂こちらに来て以来、日にちの感覚なく、することといえば、昼どき前に宿を出て、人の通わぬ街をあてどなく歩き、てきとうに昼メシをとり、戻る。それが今日は何日目かすら定かではない。それを望み、目指していたのだ..
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盛暑うろうろ博多日記・二日目ーー太宰府天満宮から上川端商店街の博多ラーメンに福岡空港に到着したときの気温は34度。いやはや参ったものだが、翌2日目もまたカンカン照りで、坊主頭のこちらには帽子が欠かせない。 太宰府天満宮お参り。中国語を話すお客さんが多い。門前町にある「天..
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新潟に妻と 1――計画はイイカゲンながら気は遣い、初日は飲み食いのみこのところ森や林の中をさまようフウテン旅ばかり紹介しているが、時には見知らぬ街を訪ねることもある。 さらにまた妻と共にということもあるので。別れて住まうことで、いつも勝手させてもらっているので、..
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十和田の人々みな穏やかに 3――スナック『恵』に集う面々こちらをジロリと見て「オンナは居ねぇヨ」とは、何ともゴアイサツなスナック『恵』の主人。その時間はまだ来る客もないのだろう。カウンター前の腰掛を並べて寝そべり、テレビの画面を見上げていた老店主は..
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緑すでに深く、宗達の「蓮池水禽図」に思いがけず出会い…ひと月前のこと… 東京白金台の畠山記念館。春季展「光琳とその後継者たち」。 思いがけなく宗達の「蓮池水禽図」にめぐり合った。 同館収蔵の「蓮池水禽図」は、国宝のそれではないが、水鳥の..
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十和田の人々みな穏やかに 1――「公園・缶酎ハイ」のオッサン二人とバカ話「日本の道百選」また「新・日本百景」のひとつ、十和田市官庁街通りは、まことによく手入れされていて、しかも人通りはさほどでもなく、現代美術館や市民図書館の近代的な建物のほか諸々の庁舎が、36メートルの広..
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今こそ盛り――茨城古河で「桃まつり」の半日古河に「桃まつり」という催しがあることを、しばらく前にJRのハイキング企画にかんする冊子で知った。もっとも、こうしたマジメな歩きの会に正面から参加するのは苦手だから、オイシイところだけ頂戴することにし..
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フラフラと仙台に 2ーー本塩釜駅前『あがらいん』のチカ天ぷらで一本塩竃神社から戻ってくるとすでに昼時を過ぎている。とくに調べたわけでもないのだが、駅から神社に向かう途中に『来々軒』という、いかにも昔ながらのラーメンが食べられそうな店が目に入っていた。空腹感を..
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梅から桜にーー馬場花木園、お久しぶり離れて暮らす妻子の元に物を届けたのち、行くあてもなく、茫然として自宅に向かって歩いていた。 このところ足が遠のいていた馬場花木園が行先の方にあったので、とくに期待することもなく立ち寄ってみる気に..
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昼酒は成り行きまかせーー松前漬、テキトウ煮、ミート・スパゲチ梅見からクタクタで戻って昼の一酌、今日はまず松前漬で。まずひと口やらないことには、献立が、作るべき料理が思いつかないのだ。 付き出しの味わいと感触から次の料理を考え、それを台所でこしらえ..