記事「長編」 の 検索結果 995 件
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文楽って大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』読了。 文楽なんて、高校の時に強制的に見せられたきり。難波の「情」の世界は女子高生には早すぎて、なんだかストーリーがちっともわからず。ただ、人形の..
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世代のせい?武田綾乃『その日、朱音は空を飛んだ』読了。 長かった。ひたすら長いし、登場人物に誰一人思い入れがもてないのは、世代のせいか。高校時代も共学じゃなかったし……まあ、どちらにせよだらだらと長..
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派閥には入れない森見登美彦『熱帯』読了。 ようやく読み終えた。大長編でしかも、あんまりわかっていない読後感。 京大出でよく引き合いに出される森見登美彦と万城目学だが、どっちもわかりづらいのは頭がつい..
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そういう意味か柚木麻子『マジカルグランマ』読了。 なかなかに痛快な長編。自分のことばっかり考えているおばあさん……というか、むしろそういう方が当たり前なんじゃないかなあ、と思わせられる。それにしても、..
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癖のある人物ばかり三好徹『女役座一代-戦後人物誌-戦後人物誌-北村サヨ伝』読了。 物故作家を必ず読むという習慣で読んだけれど、この人、ミステリの人だとばかり思いこんでいた。ジャーナリストだったのだな。北村..
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パイオニアの孤独桜木紫乃『緋の河』読了。 時代というか……カルーセル麻紀がモデルで新聞連載小説。ご本人は年齢もあってかあまりテレビでは姿を見ることがなくなったけれど、どんな世界でもパイオニアは大変なんだ..
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きついな、これコートニー・サマーズ『ローンガール・ハードボイルド』読了。 原題は主人公の名前である『Sadie』というだけで、こんなつっぱった邦題にしなくてもよかったのかな、と思うけれども……とにかく..
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またも分厚かったけどディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』読了。 動物学者が69歳で上梓した処女小説。傑作。ちょいと長すぎるきらいはあるが、エヴァーグレーズを思わせるアメリカの湿地帯でたった一人で成..
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分厚かったけどエドワード・ケアリー『おちび』読了。 いやー、面白かった。分厚かったけれども一気に読んだ。マダム・タッソーなんてずいぶんとメジャーな名前だけれど、フランス革命の時代の人で、スイス人で、こ..
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やっぱり、いいね伊岡瞬『悪寒』読了。 長いけれども、この人の本は面白い。ただまあ、最初からもうハラハラドキドキ、というか、なんてこったい、な展開。ほかのも読もうっと。 ヤマザキマリ『ヤマザキマリ..
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ファンタジーノベルかな佐藤知哉『デンデラ』読了。 このジャンルは、ファンタジーかもしれないな。文体がちょっと面白い。タイトルは、遠野の姥捨ての場所・デンデラ野からとっているのだろうが、確かにあの場所に実際に行..
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ちょっとしんどくなる柴田よしき『フォー・ディア・ライフ』読了。 久しぶりに柴田よしきさんを読んだが、何だろうな、力作なんだけど……主人公が余りにもいろいろしょい込みすぎていて、苦労しすぎていて、読んでいる方..