記事「オーケストラ」 の 検索結果 2583 件
-
扉話§ベートーヴェン『交響曲第5番』何を今さらなベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調である。いまだに “運命”と呼んでいる人だって少なからずいるのは承知している。 もうずいぶん実演でも録音でも聴いていないが、何を言ってもこの曲 ..
-
楽話§銀座YAMAHA~新装開店~先週土曜日の午後も早く歌舞伎がはねたので、何年ぶりかで改築工事 が終わって新装開店した銀座YAMAHAに入ってみた。 新しい建物に戸惑うことは少なくないが、これはちょっと危険だ…… 階段..
-
谺話§ブラームスの交響曲第1番終楽章ブラームスの交響曲で“何番が好きか?”とか言われても、その時そ の時でコロコロと変わる。というか何番であっても“聴いている時” のその曲が好きだったりするのである。 それで交響曲第1番だが、..
-
職話§ハンス・ザックスのこと古いオペラ舞台で『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の写真を 見ると、靴屋の親方で男やもめのハンス・ザックスは、白髪に髭を長 く生やした七十に近い老人だったりした。 ところが、実際の舞台を..
-
欧話§最近シューマン交響曲事情シューマンの交響曲を聴き出して10年位か。最初は第3番『ライン』 ばっかり聴いていた。 このところサヴァリッシュが指揮したシュターツカペレ・ドレスデン の演奏で1番から全交響曲をカーステレオ..
-
箱話§カセットレコーダーが去って以来エアチェックという行為が、はるか縁遠い過去のことになってしまっ た。 片道45分(往復90分)のカセットテープを、楽章の間だとかのぎりぎり 音楽が途切れた瞬間のタイミングで必死にひっくり返し..
-
翁話§カール・ベームのモーツァルトこのブログを始めた頃には、カール・ベーム没後四半世紀なる文章を 書いたが、来年は早くも没後30年となる。 我が家にFMからエアチェックした晩年のカール・ベーム指揮による モーツァルトの交響曲..
-
隔話§スウィトナーとベルリンの壁つい先日のN響アワーで、オトマール・スウィトナー最後の来日公演 ブラームスの交響曲第3番が放送されていた。その日付は1989年11月 16日である。 ベルリンの壁崩壊が、それに先立つ11月9..
-
書話§『バイオリニストは目が赤い』『バイオリニストは目が赤い』は、NHK交響楽団第一ヴァイオリン 奏者だった鶴我裕子が書き連ねた“我がヴァイオリン泣き笑い人生” である。とてもおもしろかった。 百聞は一読に如かず ..
-
書話§『第三帝国のオーケストラ』『第三帝国のオーケストラ』を読了した……おもしろかったといえば おもしろかったが、ちょっと読むのに手こずってしまった。通勤電車 往復5回かかってようやく……。 フルトヴェングラーに始まる..
-
才話§モーツァルト 弦楽四重奏曲第15番ハイドン・セット唯一の短調である。初期にもう一曲だけ短調の曲が あるくらい。 ではあるが、この15番(ニ短調 Kv.421)もまたモーツァルトの短調の 表情を余すところなく聴かせてくれる。こ..
-
悼話§オトマール・スウィトナーさん(指揮者)スウィトナーの実演に接したのは一回だけ。1983年、まだ東独時代の ベルリン国立歌劇場日本公演の『タンホイザー』である。 その頃はまだワーグナーの音楽どころか指揮者というものが何である かな..