記事「チェーホフ」 の 検索結果 106 件
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夏休みの時期 篇2011年8月21日(日) この時期どこでも咲いているピンクの百日紅(さるすべり) 残暑お見舞い申し上げます・・・ ・・・と、この原稿を書き始めた時に書いていたのですが、そ..
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熊林弘高演出『かもめ』 @東京芸術劇場 (2016年11月6日、8日)なにもない空間に椅子、上手半分ほどを覆う背景幕、上からたわむ幕、下手にアップライトピアノ。「ロシア」の「家」をそぎ落として見えてきたのは、アーティストたちの自我の衝突劇としての『かもめ』。物書き、..
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ティモフェイ・クリャービン演出『三人姉妹』@ウィーン(2016年5月28日)(ほぼ一年前の舞台ですが、ヴッパタールでのこの人の《リゴレット》新演出情報をツイッターで紹介したので、当時書きかけていたのを完成させて投稿します。) 【2019年7月8日追記:レッド・トーチ・シアタ..
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田丸一宏演出・疎開サロン『ワーニャ伯父さん』@入谷SOOOdramatic!(2017年5月25日)いろいろと「手遅れ」な人たちの物語。田舎の農場で働くワーニャ、彼の亡くなった妹ヴェーラは大学教授セレブリャコフの妻だった。ワーニャ、そしてヴェーラと教授の娘ソーニャなど、ヴェーラの田舎の親戚一同は..
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ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ワーニャ伯父さん』@新国立劇場小劇場(2017年9月4日)どこか優雅にノスタルジックな紗のカーテンが交錯する1幕から、悪天候と共に夜の本音が家具に囲まれた暗い居間に充満する2幕、ワーニャを筆頭に皆が爆発する3・4幕は真っ黒な背景がそれを、そして最後の仕事場..
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「桜の園・三人姉妹」チェーホフ著/神西清訳今から100年ちょっと前にロシアで書かれた戯曲(=演劇の台本)で、日本文学でも100年前のものなんて古臭くてほとんど読めたもんじゃないのに、親しみの無いロシアの名作でしかも戯曲なんて、どうせ小難しくて..
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チェーホフのシベリヤ紀行を読み、現在はどうかと、極寒のシベリヤのタイガ地域のことを検索していたら下記の記事があった。めったにみないシベリヤの記事だ。「こうした状況では飢餓は常に目の前にある危機だったが、1961年には6月に雪が降った。厳しい寒気で庭に植えていたものは全てやられてしまい、春には靴や木の皮を食べることを余儀なくされた。アクリーナは子..
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新国立劇場『かもめ』 チャレンジを試みる悲喜劇4月20日(土)午後1時~新国立劇場でチェーホフの『かもめ』を観劇。第1幕~第3幕13:00-14:50、第4幕15:05-15:50 いわずと知れたチェーホフの三大戯曲の一つ。劇中の台詞“..
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映画「ドライブ・マイ・カー」原作は、ほとんどが、家福悠介と、ドライバーの渡利みさきとの車の中での対話だが、場所を東京から広島に変え、家福が演出するチェーホフ劇の準備に向けた二か月の間の出来事に、巧みに舞台を変えて映画となった。原..
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映画「かもめ」「かもめ」「はつ恋」「三人姉妹」「黒い瞳」「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」「ワーニャ伯父さん」「小犬をつれた貴婦人」「夏の嵐」・・・チェーホフの原作による映画は、こんなにたくさんある。なかで..
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串田和美演出『24番地の桜の園』@シアターコクーン(2017年11月20日)ドアや窓、「邸」の断片がどんどん動き、空間は同じ形にとどまらない。人々を縛り付ける「ロシアの貴族の館」の重みはここにはほぼ存在しない。そしてこの浮遊する邸の断片とともに右に左にとうつろう登場人物たち..
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田丸一宏『身元も不明、何のためにこの世に生きているのかもわからない女ーマーシャ』(2016年)疎開サロン、2016年のレビューをもうひとつ残しておきましょう。チェーホフの複数のマーシャを再構成して、小さな空間で見せた興味深い作品でした。タイトルが長くて日付が入りませんでしたが2016年1月2..
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