記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 500 件
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ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(5)●【チャクラの姿形】各チャクラは、脊髄中のスシュムナー管内部に、知覚と運動を司る微細な「神経」として存在している。この2種類の微細神経は、身体各処で「束」となって神経中枢を形作り、瞑想中にそれら神経中..
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ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(4)●10種の感覚器官、5種の生気、5種の補助生気、10種のチャクラが肉体の鞘の中に収まっているが、精神的な修行をしないと、こうしたものの存在を知ることができず、ただ肉体の粗雑な面を知るだけに終わってしま..
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ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(3)【食物鞘(Annamaya Kosha)】●「宇宙の根源は絶対者ブラフマンなりや? 我らは何物より発生したるや? 我らは何物によりて、何物に基づきて生きつつありや? 梵智者よ、何物に支配せられて、我ら..
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ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(2)●【制感行法(プラティヤーハーラ)】プラティヤーハーラとは、「感覚を支配する」の意。意思の働きが身体の「内側」に向くようになると、感覚器官の働きも鎮まり、外界の事物を追い求めることがなくなる。「制感..
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ヨーゲシヴァラナンダ「魂の科学」(1)●「魂の科学(Atma Vijnana)」。真我は3種類の身体によって覆い隠されているが、その真我をどのようにしたら霊視できるのかが本書の主題だ。●真我(Atman)を内に宿す城を作り上げている3種..
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稲垣栄洋「なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか」幻冬舎新書372 筑摩書房(2015/03/20)ISBN978-4-344-98373-1●仏教で教えられる植物の多くは日本に馴染みがない。熱帯気候で育つインドの植物は、中国やインドでは育てることが..
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蛭川立「彼岸の時間-〈意識〉の人類学」(1)春秋社(2002/11/20)ISBN978-4-393-29197-9●(アヤワスカの宴で)今までの人生の記憶の中で、とくに自分の傲慢さを象徴する行為が、次々とヴィジョンとなって現れては消えていった..
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佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(5)●サーンキヤ哲学は、精神的なものと物質的なものとを、次元の違ったものとしてしか考えていない「物心一元論」で、むしろ「物心同源論」である。しかしそれは唯心論でも唯物論でもない。●自性とは反対に、いかな..
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佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(4)●ヨーガ修行の主たる部分は「心理的作業」にある。その作業の根本的狙いは、心の働きを浄化することだ。「心の浄化」というのは、心の激しく複雑な動きを次第に平静にし、より「不動」にすることである。心の動き..
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佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(3)●この綜制の3段階に関するスートラを読む時、その解説の仕方がきわめて科学的・合理的・技術的であり、およそ神秘的・宗教的などと呼ばれる気分とはかけ離れているのに驚かされる。人間心理がいかにしてヨーガの..
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佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(2)●「自在神への祈念」をバクティ、即ち絶対神への信仰であると解釈するのは正しくない。バガヴァッド・ギーターに説かれているバクティのような信仰態度と、ヨーガ・スートラを貫く無神論的態度とは相容れないもの..
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佐保田鶴治「解説ヨーガ・スートラ」(1)●サーンキャ(Samkya数論哲学)の二元論では、究極の原理・実在として「自性(プラクリティprakrti)」と「真我(プルシャpurusa)」の二元を立てる。●自性は客観世界、万物の根源となる唯一..