記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 500 件
-
ケン・ウィルバー「存在することのシンプルな感覚」(5)●私たちは「スピリット」を求めているが、求める方法「そのもの」が認識を妨げるのだ。私たちは「スピリット」を時間の世界の中に求める。しかし「スピリット」に時間はない。そのため、時間の世界の中に見つけるこ..
-
ケン・ウィルバー「存在することのシンプルな感覚」(4)●僕が瞑想の修行に真剣になったのは、ラマナ・マハルシの次の行を読んでからだった。「深い夢のない眠りにおいて現前していないものは、リアルなものではない」。これは衝撃的な言明だ。なぜなら、深い夢のない眠り..
-
ケン・ウィルバー「存在することのシンプルな感覚」(3)●雲が漂うのを見る。あなたが雲でない故に、あなたは雲の目撃者だ。体の様々な感覚を感じる。あなたが感覚ではない故に、あなたは感覚を見守る者である。あなたは思考が漂い過ぎていくのを見る。あなたは思考ではな..
-
ケン・ウィルバー「存在することのシンプルな感覚」(2)●「私とは誰か」。この疑問を何度も何度も繰り返す。深く繰り返す。私とは誰か。私の中にあって、今この瞬間、全てを意識しているものは何か。私とは誰か、私とは誰か…、深く問い続けよ。私は自分の感覚に気が付い..
-
ケン・ウィルバー「存在することのシンプルな感覚」(1)The simple Feeling of Being Embracing Your True Nature松永太郎訳 春秋社(2005/11)ISBN-10:4393321022●「二のない一」の体..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(20)●【死について】 人間は皆、幾たびも生まれ変わって、それぞれのペースに従い、「自己の神性の実現」を目指して進んでいる。死は、この進化の旅を中断するものではなく、旅の汚れを洗い落として、幽界というより..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(19)●【西洋と東洋について】 西洋にSRFの組織をつくり上げることは、私がスリ・ユクテスワとババジから課せられた任務だ。この聖なる責任を果たすことは、生易しい仕事ではなかった。私は答えた。「主の試練を受..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(18)●「サティヤグラハ」はガンジーによって指導された有名な非暴力運動で、そのサンスクリットの語義は「真理を遵奉する」。●マハトマ・ガンジーの信奉者たち(サティヤグラヒス)が立てた「サティヤグラハの誓いの条..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(17)●「観念体をまとった魂は、たいてい数千年間観念界にとどまっている。そうして、さらに深い至福を経験することによって完全に解脱すると、ついに一個の観念体から抜け出して、広大無辺な観念宇宙を自分の体とする..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(16)●「主は、その愛する信仰者を喜ばせるために、彼が望むどんな姿でもおとりになる。幼子のように主を慕って礼拝する者は、主を聖なる母として見るだろう」●「幽界の住人は、どんなに上層の世界に住んでいる者でも..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(15)●偉大な立法者マヌによって制定された「カースト制度」は、その起源においては真に賞賛すべきものだった。マヌは、人間がその進化程度によって、①肉体労働によって社会に奉仕できる人(シュードラ)、②知力・技能..
-
ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(14)●私はババジが、人を批判することなく、どんな愚かな人の中にも等しく宿りたもう神を見よ、と暗に教えているのだと悟った。「私は等しく奉仕することによって、神に最も喜ばれる最高の徳、謙譲の徳を学んでいるのだ..