記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 500 件
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(13)●ラヒリ・マサヤは、スワミ・トライランガと親交があった。彼は既に300歳を超えていたが、2人はよく並んで一緒に瞑想していた。トライランガの名は広く知れ渡り、彼の奇跡を信じないインド人は殆んどいなかった..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(12)●生徒たちには、瞑想法の他に、私が1916年に原理を発見した「ヨゴダ」と称する独特の体操を教えた。人間の体は蓄電池のようなものであり、意志の力によって直接これにエネルギーを補充することができる。どんな..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(11)●マーヤと呼ばれる自然法則の下で生活している人間にあっては、人体の生命エネルギーは「外部世界」に向かって流れ、もっぱら「感覚器官」を働かせるために消費されている。しかし、クリヤを行なうと、この流れが..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(10)●パタンジャリはクリヤ・ヨーガについて、「クリヤ・ヨーガは肉体の訓練と、精神の統御と、オームに対する瞑想より成る」と言っている。オームは瞑想中に実際に聞こえてくる聖音だが、パタンジャリは神をオームと..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(9)●言いようもない喜びが、私の全身をおののかせた。私の肺から、空気が吸引器で吸い取られるように全部抜き取られ、全身が生気を保ったまましっと動かなくなってしまった。次に、私の意識は恍惚に包まれたまま拡大し..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(8)●星学は、星の刺激に対する人間の反応を研究する科学だ。星に善意や悪意がある訳ではない。星はただ、陽性または陰性の放射線を放っているだけだ。これらの放射線はそれ自体、人間を助けたり害したりするものではな..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(7)●宇宙意識の経験を与えられてから数か月間、私は毎日、この神との一体の恍惚状態に入って、「神はこよなく美味なるもの」というウパニシャッドの言葉を身をもって体験した。●スリ・ユクテスワ「お前は、何か超自然..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(6)●英知は、鈍重な山(ヒマラヤ)よりも悟りを開いた人間に求めるほうが、容易に得られるものだ。(スリ・ユクテスワ)●ヨガナンダ「神は私の内にも居ますし、全てのものの内にも宿っています」ラム・ゴパール「神は..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(5)●「他人の穏やかな忠告にさえ不快や反感を生ずる心の弱さは、ちょうど、どんなにそっと扱われても痛がる病体の患部のようなものだ」。先生は笑いながら、軽薄な人間をこう批評した。●スリ・ユクテスワの許に入門し..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(4)●若い弟子の証言「コブラが僕たちに突進して来ると、先生はまるで子供をあやすように蛇に笑いかけ、手拍子を打ち始めた。蛇は先生の愛の磁力に射すくめられたように全然動かなくなった。後になって、先生がどんな生..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(3)●思い切り泣くと、別人に生まれ変わったような気分になった。あらゆる愛着が跡形もなく消えて、何ものにも勝る友としての神を求めようという決意が磐石のように定まったのだ。ヒンドゥー教の聖典では、神の探求が肉..
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ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」(2)●タイガー・スワミ「肉体を支配するものは精神だ。ちょうどハンマーの打撃力が、それに供給されるエネルギーの大小によって決まるように、人間の肉体が発揮する力も、本人の積極的意思と勇気に比例する」「肉体的弱..