記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 500 件
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アン・バンクロフト「20世紀の神秘思想家たち」(5)●ドン・ファンは「お前はクソ真面目すぎる」と言った。そして、カスタネダが判で押したように決まりきった生活をしているので、あまりにも無防備で見透かされやすいと避難した。そしてカスタネダに、「狩人のよう..
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アン・バンクロフト「20世紀の神秘思想家たち」(4)●真我が自分の存在の本性・基盤として常に存在していることを発見すれば、永遠なる生命を見出すことができると、ラマナは説く。真我は魂(ハート)である。魂は自ら光を放つ。光は魂から生じ、心の場である脳に届..
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アン・バンクロフト「20世紀の神秘思想家たち」(3)●グルジェフは、「どんな」活動であれ「本当に」注意力を傾ければ、心からひたむきになれると信じていた。我々はいとも簡単に心を乱されてしまう。そして心が乱れるたびに「内的分裂」を感じる。絶え間なく「比較..
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アン・バンクロフト「20世紀の神秘思想家たち」(2)【トーマス・メルトンThomas Merton(1915-1969)】●シトー修道会の聖職者で人気のあるカトリック作家だったが、黙想に関連したもの全てに圧倒的関心を持っていた彼は、徐々に禅仏教と道教に..
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アン・バンクロフト「20世紀の神秘思想家たち」(1)Twentieth Century Mystics and Sages吉福伸逸訳 平河出版社(1984/3/25)ISBN:4-89203-073-2【オルダス・ハクスレーAldous Huxley(..
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佐々井秀嶺著/高山龍智編「必生闘う仏教」(集英社新書0561) 集英社(2010/10/15)ISBN-10:4087205614●「山本秀順(秀嶺の師)師は立派でしたよ。牢獄の中で座禅を組み、微動だにしなかった。背中の皮が破れて、背にした..
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吉福伸逸「世界の中にありながら世界に属さない」(3)●僕のセラピーでは、常に「破綻」することを勧めてきた。その人が今置かれている状況の中で破綻すれば、成長とは呼べないまでも「変化」があるからだ。しかし、多くの人たちは人生の中で、大変な思いをしながら破..
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吉福伸逸「世界の中にありながら世界に属さない」(2)●トランスパーソナル心理学では、「自我」「エゴ」と呼ばれる心の発達の問題を重要だと捉えた。自我が生まれてこないと社会的生活ができない、関係性の中に生きているのだから自我が存在していると考えた。●ボケ..
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吉福伸逸「世界の中にありながら世界に属さない」(1)サンガ(2015/08/01)ISBN978-4-86564-008-3●自分で「社会はこうだ」というふうに、その人の経験を通して自分で作り上げて、そこに自分の考えや社会性のようなものを全部投影する。..
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オルダス・ハクスレー「島」(2)●「カッコ”わたし”カッコ閉じる、は、お茶の中の砂糖のようだ」●「彼の考えでは、人は宗教を、温かいまま直接牛から飲むようにするべきだというのだ、お分かりかな。脱脂したり殺菌したり加工したりせずに。特に..
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オルダス・ハクスレー「島」(1)ISLAND by Aldos Huxley片桐ユズル訳 人文書院(1980.12.1)0097-000126-3266※「気づきなさい。今ここで」と鳴くように宗教指導者に躾けられた鳥が住む島。人間が..
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ケン・ウィルバー「グレース&グリット-愛と魂の軌跡」(3)●慈悲心を培うための実際的な修行の中で真っ先にあげられるのが「トンレン」で、トンレンとは「取り込み、送る」という意味だ。トンレンは、まさに僕達が最も恐れる状況、つまり自分自身が傷つくような状況で、自己..