記事「世田谷パブリックシアター」 の 検索結果 100 件
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カフカの審判に果敢に挑戦 ~松本修氏構成・演出のリアルな舞台~ そして私の希望12月2日(日)の午後2時からの審判を観ました。1週間前は失踪者を観劇。今日は、少し早く三軒茶屋のシアタートラムに着いたので休んでいると、そばで演出家の松本修さんが「今日はダブルヘッダーで大変だ..
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カフカと宮沢賢治は似ている? シニカルなドタバタ喜劇に仕上がった松本修さんの演出「カフカの翻訳は、あの四つの物語が何をやってもうまく行かないヘマな男を主人公とするスラップスティック(ドタバタ喜劇)としても読めるように訳された時、はじめて正確な名訳となる。カフカを読んで笑..
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池内紀・訳のフランツ・カフカが再び演劇に~世田谷シアタートラムで「失踪者」「審判」池内紀さんの講演を聴く機会があった。世田谷パブリックシアター・シアタートラムで11月から12月にかけて上演される松本修・演出の「審判」「失踪者(アメリカ)」(原作:フランツ・カフカ)の理解を助ける..
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鶴瓶噺2014へ友人からのお誘いにより世田谷パブリックシアターでの「鶴瓶噺2014」に行く。 事前に内容を調べたが落語家だが落語ではなくトークのよう、しかわからず。 いわゆるトークの連発でした。 笑福亭鶴瓶..
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小川絵梨子訳・演出『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』@SEPT(2017年10月30日)トム・ストッパードのいわゆる「不条理劇」として名高い戯曲を世田谷パブリックで。ひとりで戯曲を読んでいると考えながら読んでしまい、よけいに長く重い作品に感じてしまうが、それこそ芸人のテンポで直感的に..
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五戸真理枝演出『毛皮のヴィーナス』@ 世田谷パブリックシアター(2022年8月23日)*激しくネタバレしています。注意! マゾッホ『毛皮のヴィーナス』を芝居に翻案した作家トーマス(溝端淳平)がオーディションを実施、大遅刻してそこに現れたぱっとしない女優ヴァンダ(高岡早紀)。だが..
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隆巴演出『肝っ玉おっ母と子どもたち』@世田谷パブリックシアター(2018年4月5日)仲代達矢85歳がおっ母役で、29年前の無名塾公演復活上演なので(再演にあたっての舞台統括として仲代と林清人の名前が)、全体にテンポはゆっくりである。年を取るとだんだん性別はあいまいになっていくが、そ..
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【再録】鵜山仁演出『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター(2015年7月30日)「ミケランジェロと理想の身体」展( https://operaandarts.seesaa.net/article/201807article_5.html )で、子どもの身体、若者の身体、壮年戦士..
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森新太郎演出『The Silver Tassie 銀杯』 @SEPT(2018年11月9日)ここ数年ヨーロッパでは第一次世界大戦関係作品上演や展覧会が盛んで、百年前の世界史の節目を多角的に振り返る機会を提供している。例えばポンピドゥー・メッスでの『1917』展やロンドンのテート・ブリテンの..
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栗山民也演出・ルーシー・カークウッド『チャイメリカ』@SEPT(2019年2月21日)かつて若くして天安門事件でスクープ写真を撮ったカメラマン、ジョー・スコフィールド(田中圭)と、抗議運動に参加して生き延びた中国人ヂァン・リン(満島真之介)。23年後の2012年のいま、そのスクープ写..
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「ジャンヌ~ノーベル賞作家が暴く、聖女ジャンヌ・ダルクの真実」@世田谷パブリックシアタージャンヌ・ダルクを描いた演劇というと、まずフランス人ジャン・アヌイによる「ひばり」を思い出します。映画もいくつか観たことがあります。日本人の佐藤賢一が書いた「傭兵ピエール」という小説もありました。ア..
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森新太郎演出『エレファント・マン』@SEPT(2020年11月17日)『エレファント・マン』はヴィクトリア朝イギリスの物語ということで、大昔から映画を気にはしながら今日まで観ないできてしまったのだが、今回世田谷パブリックシアターで、バーナード・ポメランスによる戯曲(1..