記事「人生」 の 検索結果 25812 件
-
やはり独りが、いい「じゃ、おれ、地下鉄で帰っから……」 「あ、そうね、お元気で」――カラリと言い放たれた桜木町駅頭、すでに雨は上がっていた。 心の奥底は互いに分からない、別れて住む夫婦。 すくなくとも、こ..
-
夫婦相酔、焼酎は金宮うらやましいとは思わない。いかに彼らが、彼女らが睦まじく相対していても。ああ、そういう夫婦もあるのだなという、その程度のこと。しょせん、小子には妻との縁が続かなかっただけ。ひとりは独りで、これまたじゅ..
-
身の上相談を読む 3――お祝い金を戻されて長く付き合っている友人の娘の結婚式に招待され、指名されて挨拶をしたら、友人の夫が感動して、相談人の祝い金を袋ごと戻したという。ところが今になって回収したいとメールが届いた。友人はそのことを知らない。受..
-
身の上相談を読む 2――夫と部下女性の仲を疑うとき妻といる時間より、同僚・部下の女性といる時間のほうが長い。酒席を共にすることも多いだろう。しぜん、妻以外の女性に思いを抱き、やがて取り返しのつかぬことになる可能性も無くはない。我が身にひきかえて、永か..
-
身の上相談を読みながら 1――心の痛みを60年間引きずる70代男性このごろ、読売新聞のコラム「人生案内」を読むことを欠かさない。心に深い傷を持ち、行き詰まった老若男女の迷い、訴え、憤懣を、人生の手練(てだれ)が受け止め、慰め、この先の道を示している。 むかしは..
-
若沖とJ.ポロック――視線の先は江戸中期、京の絵師・若冲の見つめる先にあるものは、ひょっとするとJ.ポロックの描こうとするものと表裏一体なのではないかと感じた。「若冲ミラクルワールド」第1回・第2回(NHKプレミアム1月14日)〈注..
-
古本の山からたまに泊りに来てくれる長女のために、彼女に選ばせて安いベッドを購入した。据えつけるときに邪魔になった文庫本の山。この家に引っ越して二、三年経ったときに、実家に残してあった本の最後の段ボール数箱を引き取..
-
正論より理不尽――深き智恵<はやく起きた朝は…>「結婚して8年目です。うちの亭主はケータイのゲームにハマっています。帰宅するとすぐに始めて、食事中も、寝床に入っても、わたしに運転させて買い物に行ったときも、遊園地で乗り物に乗っているときまで手から離..
-
握手、何ゆえ?後ろに夫婦が歩いている気配があった。 「(二時)九分と九分。あ、同じだ」。上りと下りの発車時刻である。夫婦なのにどうしてそんなことを言うのか、いぶかしく思い、二人のあり様に興味をひかれた。階段を..
-
不意の涙、雨宮塔子――「チューボーですよ!」なぜだろう。とつぜん顔が、泣き崩れるのをこらえてこわばり、ながらく目尻をおさえていた。TBSテレビ土曜夜の「チューボーですよ!」。ゲストは雨宮塔子。 パリで暮らす様子を「(料理の)巨匠」..
-
I am what I am ――水の行方Natasha St-Pier “All I Have Is My Soul” (De l’amour le mieux) 弱々しいほどに繊細な歌い出し。 森の奥 枯葉が厚く敷い..
-
Miles Davis はサンドウィッチとともにこの節の鬱状態に陥る前、次のような時を味わっていた。2週間以上前、10月8日深夜のこと。どういうわけかこの原稿、ふだんは使わないファイルに紛れ込んでいて、先刻、偶然に見つかったので、日々の意識の流れか..