記事「人生」 の 検索結果 25812 件
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同行二人――妻は夫と、夫は妻と夫・井上天吉93歳,妻・操89歳。毎朝早くから二人して小さな漁船に乗り,土佐足摺沖の黒潮流れる漁場に向かい,鰹を釣る。めざす鰹が釣れることは,なかなかない。それでも海に出る。 操さんが夫の船に同..
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All My Trials――千枚の紙を数えて頭の悶えをなんとしようか エイままよ、と寝たとても 見る夢は細かく、きまじめで 千枚の紙を勘定して終わらず 仕方なく眼を覚まし 横たわったまま この頭、どうなっちまったか 昨日の..
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春、芽吹き――イチョウの若木1とうに枯れ死んだと思っていたイチョウの新芽が吹こうとしている。 鉢から数本,竹串のような十数センチの苗たちの先端に,浅緑の小さな塊が現われた。いつからのことだろう。二,三日前は,まだ茶色..
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兼続の義――『天地人』第八回「謙信の遺言」から「義」。それは、「道理。条理。物事の理にかなったこと。人間の行うべきすじみち」であり、「利害をすてて条理にしたがい、人道・公共のためにつくすこと」とある(広辞苑第六版)。 謙信は義に生きた。「世..
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紅葉の侍――NHK『天地人』第七回「母の願い」蛍が飛んでいた。すでに秋なのに。兼続(妻夫木聡)の目には映った。亡き母の四十九日の法要から帰るお船(常盤貴子)を峠まで送ったとき、散り敷く紅葉のなかに、亡くなった母がいた。 「ど..
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曾祖母、祖母、母――ジェロに流れる血黒人歌手ジェロの歌は、なぜ今の日本人に受けるのか。その姿を見なければ、歌は完全に日本人の心の歌で、魅力的だ。デビュー作「海雪」は演歌だというのに、なぜか聴かせた。曲の冒頭、むせび泣くような――という、..
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帰っていく“ところ”――「ランチの女王」再見「おかえり」――「ただいま」、その言葉に尽きている。テレビドラマ「ランチの女王」。七年前の夏の放送だ。竹内結子、江口洋介、妻夫木聡、山下智久、伊東美咲、山田孝之。今から見れば、そうそうたる布陣といえる..
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写真、十五年前家庭。それを捨てたつもりで、この三年。 きのう、なんのハズミでか忘れたが、長女の写真が出てきた。中学に入学したてと見える。制服姿で、あまり重そうには見えない青く大きなカバンを右手に提げている。髪..
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映画『失楽園』点景――男と女の行方「だけど、サラリーマンなんて他愛ないもんだよな。こんなヤツいらんと思われたら紙くずのように捨てられる。いままであくせく働いてきて、なにやってたんだか…」 「夏果てて秋の来るにはあらず。――徒然草..
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30年ぶりのプラモデル No.7:マルサン 零式三座水上偵察機――敢えて「遊びでいこう」と言おう「日本のプラモデルの傑作」――このキットは発売当時、そう謳われた。プラモ草分けのマルサン社の製品で、縮尺50分の1。実物の形を忠実にキットにして、表面処理も一本一本の鋲を表現するなど細かいところまで行..
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ボーナス日の夕方、カタヤキソバにビールでしばしの安息待ちかねた冬季ボーナスが支給された。住宅資金の返済額を上回って充分に余りあることに、まずは安堵した。さらにあと一週間で月給が出て、これには住宅ローン返済にともなう多額の年末調整があるはず。――この先ひ..
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“My Sweet Lord”――ジョージ・ハリスンの静けさジョージ・ハリスンの“My Sweet Lord”がラジオから流れてきた。歯切れのいいギターの和音が、けだるい土曜の朝の身に息を吹き込んでくれる。ありがたい……。疲れた、今週は。 思えば、この曲..