記事「人生」 の 検索結果 25812 件
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年のアカ――凡人の生活年越し蕎麦を茹でるでもなく、あり合わせのタマネギとソーセージのケチャップ炒めとオカラの煮物の残りで簡単に大晦日の晩酌をすませると、暗闇がおとずれた部屋に独り立ち尽くすしかなかった。 何をしたらよ..
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歳末のニヒリズム――タカリから逃げる「ほとんど『目的』なき経済競争の中で、いかにニートやワーキングプアが出ようが、人々はもはや「私」の生活と利害にしか関心をもてなくなっている。」(12月31日産経新聞「正論」欄、京都大学・佐伯啓思教授「..
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病を突き抜けて――德永英明における「カバー」人は一直線には生きられないものらしい。挫折を経て強く、しなやかになる、か。(わたしは挫折しっぱなしだけど……)。德永英明は、したたかに甦った。女性歌手による有名曲のカバーという手段で。 ..
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テレビドラマ「風の果て」――男のさだめと友の情東北の小藩を舞台とするNHK木曜時代劇、佐藤浩市主演。12月6日最終回。初回と第二回目は観たものの、それ以降は、この重く、男達の人生に密着した物語を観るに精神的に堪え得なかった。が、心の状態がようやく..
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KY――この日本的なるもの近頃――といっても新聞もとらず、人と話すことも苦手な弊ブログのアンテナは鈍いから、世に広まって久しいのかもしれないが、「KY」と呼んで「空気が読めない」として人を非難し、さげすむことがあるのを知った。..
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夜なべ――柚子の砂糖漬け三連休。ひと晩泊まりで両親の宅を訪ね、みやげに柚子の実を、庭の木から切り取ったのをもらってきた。 むかし、福島の山中にある田舎に住んでいた頃、柿の実が色づくと、長い竹竿で渋柿を枝ごともいで、夜に..
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冬を前に――信心できぬこと暖房が恋しい。ここ旬日、下着の上に薄手のニットをつけるのを寝るときの格好にしている。寝間着というものがない。目覚めて、そのまま起き出してパソコンに向かうには、ちと寒い。カーディガンも持っていな..
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雨中、悔やむ雨が降ってはいたものの、家に籠もって無聊をかこつこともならず、どこへ行くとの宛てもなく、傘をさして駅への道を歩き始めた。並木のアメリカハナミズキは、折しも紅葉したところに雨に降り込められて赤黒く沈んで..
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雲――去年と今年青空にかかる鰯雲を見上げる。青に白、何と爽やかな……。高みに浮かぶ雲はそのままに、低いところを流れゆく雲はあわただしい。川筋に沿って広い舗装路を歩いた。何も思うところはない。家に向かって歩いて..
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夜の蝉と冷たい紅茶蝉は夜通し鳴いているとみえる。九時にならないうちに就眠しているせいで、まだ夜中だというのに眼を覚まし、窓を開けると、意外に涼しい夜気とともに、それに似合わぬシーリリリリ…と、かまびすしい蝉の音。やれや..
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初夏夕刻、思うことなく長い午睡のあと、夕風に吹かれる。日中の暑熱は去り、陽は間もなく沈むだろう。明るさはまだまだ。穏やかなひと時。川沿いの公園を通る人はいるのかいないのか、うちとのあいだに木々の茂みがうっそうとして、見えな..
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ぬるま湯入浴の効用――ウツから抜け出してZARDまたもや、眼を覚ますと三時半。十二時過ぎに寝たのに……。でもいいか。今日は日曜日。眠さはもちろん、沈んだ気持もない。すっきりとしている。 土曜日の休日出勤のあとの体の疲れは、入浴ですっかり消えて..