記事「会津」 の 検索結果 909 件
-
湖の誕生昔々の大昔、磐梯山の麓がまだ平らな盆地であった頃のお話です。 会津では、ひどい日照りの日が続いておりました。 そうしたさなかのある日、磐梯山の麓のある淋しい村を、旅に汚れた一人の坊さ..
-
猿と川獺のとりかえっこある日、山から下りてきた猿が、川端で豆を食べておりますと、そこにポッカリと川獺が顔を出しました。 川獺は葦でこしらえた茣蓙(ござ)をかかえておりました。 川獺は、猿がポソリ、ポソリと..
-
旅学問昔、ある夫婦に一人のバカ息子がおりました。 ある日、夫婦は相談をしました。 「家のバカ息子も世間を見て来たら、幾らかは利口になるだろうから、旅にでも出してみようか?」 「それはい..
-
足長・手長ざっと昔、磐梯山に「足長」「手長」という、怪物の夫婦が住んでおりました。 夫の足長は、その名のとおり大変に足が長く、会津盆地をひとまたぎすることができ、磐梯山と明神嶽や博士山の頂上にまたいで..
-
天の羽衣ある日、漁師が海で釣りをしていると、犬が何やらくわえて来ました。見るとそれは天の羽衣でした。 「これは天人の着る羽衣じゃ! 家に持って帰って、わが家の宝物にしよう」 漁師は羽衣を天井裏..
-
こぶとり爺さん昔あるところに、正直なお爺さんがおりました。 そのお爺さんの頬には、大きなコブがありました。 あるときお婆さんが、 「お爺さんや、お前のそのコブはなにほどか邪魔だろう。この際神..
-
宮大工の祝言昔あるところに、腕の達者な宮大工がおりました。 しかしこの男、気の毒なことには鼻が欠けてありませんでしたので、女房に来てくれる者もおりませんでした。 ところが偶然、器量は佳いが火傷の..
-
足湯・お土産、湯野上温泉駅(会津鉄道株式会社)福島県前の記事では、大内宿をご紹介しましたが、この界隈はポツポツといろんな見所があります。 もちろんどこもかしこも自然だらけなので、のんびり軌道車でも、車のドライブでもいいですよね。 ただ、..
-
絶品の会津ソースカツ丼日曜日昨夜からの雨がずっと残っています。 どこもお出掛け出来なさそう。 やっぱり前の日観光しててよかったわ。^^ 御昼に皆でご飯を食べに行こうってお誘いを受けたので、会津ソースカツ丼のう..
-
会津昔噺抄・目次■ 会津昔噺抄・自序 ・河童火やろ …・…・…・…・…・… ・口のない女房 ・時鳥兄弟 ・三枚の護符 ・猿の婿入り ・ご本尊さまの災難 ・雲雀の借金取り ・お蚕さんの由来 ..
-
猿の仲裁二匹の猫が歩いておりました。 一匹は大きくて太った猫で、一匹は痩せて小さい猫でした。 二匹の猫がしばらく行くと、おいしそうなにぎり飯が落ちておりました。それもうまい具合に二個。 ..
-
鏡いさかい昔、律義で親孝行な働き者がおりました。 父親を亡くしてから何年か経ったある日、領主様から“働き者”ということで、褒美に鏡を賜りました。 それを聞いた隣りの親父は、 「それはめで..