記事「会津」 の 検索結果 909 件
-
手豆・足豆昔、貧乏な男がおりました。 ある日男は考えました。 (俺が貧乏なのは貧乏神がついているからに違いねえ) そこで男は、貧乏神に歌で詠みかけてみました。 折々は他所へも行か..
-
大内宿、江戸時代の宿場町がこじんまりとそのまま残っています。こんにちは、大介です。今回は福島県の宿場町です。 飛騨高山や、京都は、町や、商やさんの家並みですが、大内宿は、江戸時代の農家兼宿場のの家並みです。 道の両サイドに合わせて40軒ほとの藁葺屋..
-
お蚕さんの由来ざっと昔のことです。あるところに継母(ままはは)と継子(ままこ)とがおりました。 継母は継子をとっても憎がっておりましたので、いっそのこと継子を殺してしまおうと考えました。 そしてあ..
-
雲雀の借金取りそれはそれは昔のことです。 麦畑の中でひばりが休んでいると、土の中から、いたずらもぐらがもくっと顔を出し、 「ひばりどん、ひばりどん、ちょっくらわしの用事を頼まれてくれんか」 ..
-
会津工人まつり6.7(土)8(日)福島県の奥会津、三島町でふるさと会津工人まつりに出店してきました。初日は朝早くからたくさんのお客様。毎年大人気の作家さんのテントショップには準備中から人だかりです。食ブースでは こ..
-
ご本尊さまの災難ある日、和尚さんは檀家から、ホカホカと湯気の立つおいしそうなおはぎを貰って来ました。 和尚さんは早速ご本尊さまにお供えをして ナンマイダーブ ナンマイダーブ とお経を..
-
猿の婿入り昔々、娘を三人持ったお爺さんがおりました。 ある日お爺さんは田圃に水を掛けに行きました。しかし、いくらやっても水は田に掛りません。お爺さんは困ってしまいました。 「誰か田に水を掛けてく..
-
三枚の護符お彼岸が間近になって来たので、山寺の和尚が小僧を呼んで、 「裏の山に行って、桜の花を採ってくるように」 と言いつけました。 そして、途中で何事かがあるといけないからと言って、三..
-
会津昔噺抄 自序… … 私は、まだ物心もつかなかった頃に祖父母の方にやられて、そこで育った。 祖父母はその頃、働くことをやめて楽隠居の身分であったので、初孫の私を引きとって育てたのだろうと思う。 ..
-
河童火やろ昔、お爺さんとお婆さんが下の河原に小屋を掛けて住んでおりました。 ある日子供の声がして、 「爺さま、爺さま、火くれろ」 と言いました。お爺さんは、 「このはしゃぎ(乾煉)どき、..
-
口のない女房昔、物草太郎という働くことの嫌いな男がおりました。年頃になって女房がほしくなりましたが、なにしろ女房に飯を食わせるのも惜しいという男。 「わしに口のない女房をお授け下さい」 といって、..
-
時鳥(ホトトギス)兄弟昔、二人の兄弟がおりました。 兄さんは目が不自由なので働らくことができませんでした。弟は気が優しくて働き者でした。 弟は毎日よく働いて、畑のものを穫ってくるとお兄さんにはいつもうまい..