記事「入国管理局」 の 検索結果 729 件
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(7)尋問する者と録取する者が別々の場合に注意しなければならないのは、尋問する者が記述する内容をいちいち声に出して録取者に伝えなければならないというところだ。 聞いてそれを自分自身が録取するのであれば..
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(6)容疑者が女性であるが故に複数で取調べをしたいということもあるが、容疑者が男性であっても、取調べ時に暴行を受けたと申し立てたりする場合もあることから、密室での取調べには複数で当たることを原則としたい。..
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(5)取調室を用意しよう。机が一つと椅子が二脚、容疑者の椅子はパイプ椅子で良い。 取調官の椅子は肘掛がある椅子のしよう。これから行われる事情聴取の力関係を象徴するように。 対面して聴取するのだが、..
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(4)摘発された容疑者は、覚悟が決まれば詳細に供述を始めるし、背後関係者からの妨害工作や本国にいる家族に危害が加えられそうな場合を除いて、丹念に供述を拾い集めることで、ただ一人の入管法違反者の事件処理とい..
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(3)不法入国容疑者の取調べにおいて、旅券の偽変造に関わる人物が判明する場合もあり、その者が入管法に違反して在留しているのであればその容疑に基づいて、正規在留者であれば不法入国幇助容疑に基づいてさらに摘発..
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(2)目の前の外国人は何者で、何をしていたのか、それを明らかにすることから始めよう。 その身分は所持している旅券、外国人登録証明書、本人が申し立てる国籍、氏名、生年月日、入国した年月日などから入国管理..
-
摘発のすすめ 違反調査と取調べ(1)摘発の着手と帰庁し違反調査を開始するまでの間に起こり得る事態について、これまで述べてきたが、これまで述べてきた以外にも種々の方策や対処方法が考えられるし、話し始めれば切りがないこともあり、この辺りで..
-
摘発のすすめ 摘発の着手と注意点(21)また、連行時や移動時に当たっては身体検査が欠かせない。収容令書を執行して収容場に入所させるときにも身体検査が行われるが、そのときの検査でも見逃しがあって、禁制品を持ち込まれることがあるくらいだから、..
-
摘発のすすめ 摘発の着手と注意点(20)二人で多人数を連行する場合に俺がとった方法は、先を行く警備官は先頭の容疑者に振り向けば触れられるくらいの距離を置いて、ゆったりと歩きながら、一本道ならばそのまま行くが、枝分かれする道の場合はその道を..
-
摘発のすすめ 摘発の着手と注意点(19)これまで話してきたことは殆んど逃走事故に関することであったが、それくらいに身柄の確保が摘発での重要事項であるというように理解して貰いたい。 摘発した男の身柄の連行時において逃走される危険性のこと..
-
摘発のすすめ 摘発の着手と注意点(18)案の定、予想もしていなかった事態が警察官を襲う。両手に大きな荷物を持って、よろよろと階段を降りてきた男は一階に着くや否や、警察官目掛けて荷物を放り出し、走って逃げようとした。 道路上に車両を待機..
-
摘発のすすめ 摘発の着手と注意点(17)話は戻るが、摘発現場から身柄を車両に連行するときにも、逃走事故は起こっている。 西川口でのことだ。居宅での摘発で中国人の男たち数人を確保した。身辺整理をさせた後、一人ずつ担当を決めて車両まで連行..