記事「入国管理局」 の 検索結果 729 件
-
入管法を読む 第二百二十一夜 刑事訴訟法の特例(1)入管法第65条には、特例として、逮捕した身柄を送致することなく、入国管理局に引き渡すことが出来るとする直送規定が設けられています。 警察官職務執行法に基づく不審者等の職務質問によって、入管法に違..
-
入管法を読む 第二百二十夜 法64条に基づく身柄の引渡(2)これとともに矯正施設に収容されていた者が、仮釈放や満期釈放によって出所してくる場合にも、矯正施設の長は入国警備官に身柄の引渡し引取りを要請することになっています。 起訴前の身柄と違って、懲役刑な..
-
入管法を読む 第二百十九夜 法64条に基づく身柄の引渡(1)検察官は入管法違反者を送致受けした場合、公訴を提起しない決定をしたときには、身柄を入国警備官に引き渡さなければなりません。 この身柄の流れは、警察官から送致された身柄を取り調べた結果を入国管理局..
-
入管法を読む 第二百十八夜 刑事手続との関係(2)入国警備官から通常の引渡しや出国命令制度を適用するために引き渡された身柄に対し、入国審査官は速やかに違反審査を行いますが、その審査において容疑者が入管法違反以外の罪を犯したと信じるに足りる相当の理由..
-
入管法を読む 第二百十七夜 刑事手続との関係(1)入管法違反者の取調べについては、原則的に全て収容した上で手続きすることとされているところ(収容前置主義)、その特例として刑務所等に収監されている者については、その者の身柄の釈放を待つことなく、入国警..
-
入管法を読む 第二百十六夜 関係行政機関の協力入国警備官は、調査関係事項照会書をもって、関係行政機関に対し、違反調査に必要な事項を照会し、回答を得ることができますが、入国審査官にはその規定がありませんでした。 在留審査関係の実態調査を行うに..
-
入管法を読む 第二百十五夜 被収容者の処遇収容場は施錠された大扉等で何重にも隔離されており、逃走事故を防ぐようになっている。 そこでの生活は、朝の点呼に始まり、夜の減光就寝にて終わるが、日中は違反調査や違反審査がない限りは、何をやってい..
-
入管法を読む 第二百十四夜 収容場入管法違反者を取り調べるにあたり、全件収容主義を採っているところから、地方入国管理局には容疑者を収容する収容場が配置されています。 男女別そして最近は喫煙・非喫煙者別の収容房に、特段の事情がない..
-
入管法を読む 第二百十三夜 制服及び証票入国警備官及び入国審査官には制服が法務省令に規定されており、通常の勤務に就く場合は制服を着用しています。 入国審査や在留審査、身柄の引き取りや送還に伴う護送、事務室において勤務する入国審査官や入..
-
入管法を読む 第二百十二夜 武器の携帯及び使用(2)入国警備官が拳銃を手にするのは、年に一回行われる拳銃操法訓練のときだけで、後は訓練後に拳銃の手入れを行うときに一部の入国警備官が触れるだけですから、実際に着用して発砲することができるかと言えば、はな..
-
入管法を読む 第二百十一夜 武器の携帯及び使用(1)入国審査官、入国警備官は職務を執行するに当たり、武器を携帯することができますが、実際に配備、訓練等を行うのは入国警備官だけです。 入国警備官が使用できる武器には、警棒、特殊警棒、拳銃があり、それ..
-
入管法を読む 第二百十夜 入国警備官(2)国家公務員である入国警備官は、国家公務員法の適用について、警察職員として扱われ、俸給表は公安職俸給表が適用されます。 警察職員と同様、最初は警守、(主任警守)、警守長、(主任警守長)、警備士補、..