記事「入国管理局」 の 検索結果 729 件
-
入管法を読む 第七十八夜 不法残留の成立不法残留が成立するには、在留期限を渡過していなければなりません。 在留期間は翌日起算となりますので、その点注意が必要です。例えば、十月一日に一年の許可を貰った者が不法残留となるのは、翌年の十月二..
-
入管法を読む 第七十七夜 隠されているものまた、違反事実の立証が容易であるが故に、取調べをする入国警備官が安易に違反調査をする傾向がありますが、それは厳に戒めなければならないと私は考えています。 特に不法残留を理由として出頭申告をした者..
-
入管法を読む 第七十六夜 不法残留ロ 在留期間の更新又は変更を受けないで在留期間を経過して本邦に残留する者 入管法違反の中でも最もポピュラーな不法残留の規定です。イロハのロを充てていることから、不法残留者のことをロと呼んで..
-
入管法を読む 第七十五夜 フィリピンパブの摘発(思い掛けない証拠物の発見)(3)私が抱いた違和感は、控え室のドアの裏側に、その答えがあったのです。 控え室に入り、ドアを閉めるとそこに張り紙がしてありました。 「注意 営業時間中は、タレントの控え室への入室を禁ず タレント..
-
入管法を読む 第七十四夜 フィリピンパブの摘発(控え室の違和感)(2)私は一人、いつもそうすることが多いのですが、控え室や厨房などを探索していました。 モノにならなければ(摘発できなければ)ならなくても良いと思いながら、次に来ることもあるかと考えて、店舗の造りを見..
-
入管法を読む 第七十三夜 フィリピンパブの摘発(最悪の状況)(1)通常では考えられない証拠を発見した摘発についてお話します。 群馬県の太田市で、フィリピンクラブを摘発したときのことです。警察と合同で摘発したのですが、帰庁の時間の関係から八時前のホステスが出勤し..
-
入管法を読む 七十二夜 「明らかに行なっている」とは「明らかに」行なっていると言うのは、雇用契約書等の文書がある場合やタイムカードや賃金支払いに関する台帳や給与明細書などの文書を押収するなどして明らかであると立証するのですが、その他にも立ち入ったとき..
-
入管法を読む 第七十一夜 資格外活動許可を受けていたら以前お話した資格外活動許可を受けている場合は、基本的に許可された活動であれば不法就労とはされません が、包括許可であることから、禁止されている業種に就いていた場合などは、退去強制の対象となってしま..
-
入管法を読む 第七十夜 「もっぱら行なっている」とは「もっぱら行っている」と言うのは、許された活動以外の活動をどの程度やっていたかによって判断されます。 人間が通常する活動、睡眠や食事等に費やすものが八時間程度だとすれば、残る十六時間の中で、許..
-
入管法を読む 第六十九夜 資格外活動(不法就労)四 本邦に在留する外国人(仮上陸の許可、寄港地上陸の許可、通過上陸の許可、乗員上陸の許可又は遭難 による上陸の許可を受けた者を除く。)で次に掲げる者のいずれかに該当するもの イ..
-
入管法を読む 第六十八夜 テロリストに対する措置三の二 公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律第一条に規定する公衆等脅迫目的の犯罪行為(以下この号において「公衆等脅迫目的の犯罪行為」という。)、公衆等脅迫目的の犯罪行為の予備..
-
入管法を読む 第六十七夜 偽変造文書に関わる者の退去強制三 他の外国人に不正に前章第一節若しくは第二節の規定による証明書の交付、上陸許可の証印(第九条第四項の規定による記録を含む。)若しくは許可、同章第四節の規定による上陸の許可又はこの章の第一節若しくは..