記事「司馬遼太郎」 の 検索結果 952 件
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「春灯雑記(司馬遼太郎全集53巻)」司馬遼太郎著司馬遼太郎のエッセイである。「心と形」「護貞氏の話-肥後細川家のことども」「仄かなスコットランド」「踏み出しますか」「義務について」の5編である。細川護貞氏の話は興味深かったが、他の文章は私には響い..
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「ロシアについてー北方の原形(司馬遼太郎全集53巻)」司馬遼太郎著ロシアによるウクライナ侵攻もあり、このエッセイを読む。次のような章に分かれている。「ロシアの特異性について」「シビル汗の壁」「海のシベリア」「カムチャッカ寒村の大砲」「湖と高原の運命」であり、そこに..
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「司馬遼太郎全集44 菜の花の沖3」司馬遼太郎著全集の「菜の花の沖」も、この巻で最後であり。この巻は冒頭に「ロシア事情」が2章にわたって記されている。これまでの各巻のブログは次の通りである。 司馬遼太郎全集42 https://mirakudo..
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「司馬遼太郎全集43 菜の花の沖2」司馬遼太郎著高田屋嘉兵衛を主人公にした司馬遼太郎の長編(全集で3巻)の2巻めである。 (1巻めのブログ、https://mirakudokuraku.seesaa.net/article/202201arti..
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「司馬遼太郎全集42 菜の花の沖1」司馬遼太郎著高田屋嘉兵衛の物語である。淡路島の貧しい農家に生まれ、兵庫で船乗りになり、後に船を入手して蝦夷地貿易に携わり、廻船問屋として財をなす。函館の開発、千島航路の開拓などに貢献し、ゴローニン事件が起きた時..
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「司馬遼太郎全集41 大楽源太郎の生死」司馬遼太郎著これも「胡蝶の夢 二」の巻末にある短編である。長州藩が維新の舞台に出る前に、吉田松陰よりも早く世間に知られた大楽源太郎の物語である。大村益次郎の出身地の鋳銭司村(すせんじむら)の隣村の出身である。長..
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「司馬遼太郎全集41 有隣は悪形にて」司馬遼太郎著「胡蝶の夢 二」の巻末にある短編である。吉田松陰と野山獄で一緒になり、後に松陰が尽力して出獄させて、松下村塾の教授に迎え入れた人物の物語である。学業面では秀才だったのだが、人柄が狷介で、自己愛が強く..
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「司馬遼太郎全集41 胡蝶の夢二」 司馬遼太郎 著全集として2巻目で完結編である。(1巻目のブログ:https://mirakudokuraku.seesaa.net/article/202109article_2.html) 松本良順はポンペ..
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「司馬遼太郎全集 40 胡蝶の夢一」 司馬遼太郎 著長編小説であり、全集として2巻ある。1巻ずつ感想を書いていく。幕末の医学界の様子を、幕府御用医師となった松本良順と、その弟子の伊之助(佐渡の島倉伊之助、司馬凌海)を主人公にした物語である。日本における..
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「司馬遼太郎全集27 世に棲む日日」司馬遼太郎著司馬遼太郎全集をコロナ禍の中、第1巻から再読しているが、全集の24,25,26は『坂の上の雲』であり、これは以前に再読したことがあるから、次の27巻を読む。 前半が吉田松陰のことで、この部分にも..
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「司馬遼太郎全集23 殉死」司馬遼太郎著乃木希典のことを書いたものである。小説なのだろうが伝記的、それも少し悪意のある伝記とも読める。乃木を戦前の軍国主義、天皇至上主義の象徴とも捉えて、それに対する司馬遼太郎の反発も籠めているのだろうか。..
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「司馬遼太郎全集23 歳月」司馬遼太郎著江藤新平の物語である。江藤は、幕末に佐賀藩から登場して、明治になって司法卿、参議になって明治新政府の骨格作りに尽力したが征韓論に破れて下野し、佐賀の乱を起こして処刑される。 幕末に佐賀藩は鍋島閑..