記事「国内文学」 の 検索結果 36 件
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逆の意味で、すごかった2作長女たち/篠田節子 篠田節子を読むのも久し振りかな? 『廃院のミカエル』以来? でも気づけば結構読んでいるんですよね・・・。 個人的には『神鳥-イビス』とか『夏の災厄』とかのホラー系作品が好きなんです..
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ノヴァーリスの引用/滝 /奥泉光『ベルリン・レクイエム』に手をつけてしまいましたが、先に手をつけていたこっちの方が薄いので、読んでしまうことにしました。 たまたまちょっと、長く電車に乗る機会があったので。 ウィリアム・ブレ..
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続・読書サークル、細々と活動中だいぶ前に読んで本は返していたのですが、感想を書いていませんでした。 終業式/姫野カオルコ 高校の時の同級生4人を軸に、彼女たちの手紙・交換日記・メモ・メール・FAXの羅列だけで彼女たち・彼らの高..
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図書館に返すぞ!、の勢い幕が上がる/平田オリザ 舞台は北関東のある県。 公立高校に通う演劇部の少女たちが、三年生が引退して次は自分たちが三年生になるんだな、というところから話が始まる。 語り手の<私>は部長になり、演出もする..
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蔵書点検、終了。よく行く図書館の蔵書点検が終わり、「予約資料の準備ができました」メールがまた舞い込むようになった。 一週間って、早い。 その間に他の本を読み進めようと思っていたのに、思っていたよりも進まなかった。 ..
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積読本減らしキャンペーン続行中・・・⑨獣の奏者 第三部探求編・第四部完結編/上橋菜穂子 やっと読み始めまして・・・第一部・第二部を読んでからちょっと時間がたっているのではじめは「これ、誰? あぁ、あの人か」と登場人物一覧表と首っ引き。 第..
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ペンギン・ハイウェイ/森見登美彦ペンギン好きとしては通過できないタイトル。 しかし森見登美彦さんの本を今まで読んだことがなく、学生の頃と違ってまったく読んだことのない作家の作品に手を出す(買う)というのは結構勇気がいることなんです..
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産まなくても、産めなくても/甘糟りり子『産む、産まない、産めない』に続く、妊娠・出産・子育てをめぐる7つの短編集。 前作の物足りない感は多少払拭されているのか! ちゃんと「産まない」人は出てくるのか! 今回は連作ではありませんでした(テ..
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我々の恋愛/いとうせいこういとうせいこうの新作が出ていたことを知らなかった(文庫と違ってなにしろあまり単行本には注意を払わない人間なもので)。 しかもタイトルは『我々の恋愛』。 えっ、いとうさん、そんな直球のタイトルで? 読..
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産む、産まない、産めない/甘糟りり子てっきり筆者をエッセイストだと思っていて、「おぉ、全女性に対して煽情的なタイトル!」とつい手に取ったが・・・小説だった。 エッセイだけじゃなく小説も書いていたんですね、すみません。 帯には<妊娠と出..
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想像ラジオ/いとうせいこう今更ですが、『想像ラジオ』をやっと読み終える。 読み始めたら3日もかからなかった(しかもほぼ通勤時間のみ)。 でも、実際に手にとってページを開くまでには(そして内容を読み始めるまでには)約1年と7ヶ..
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怒り/吉田修一どうも映画のもやもやがおさまらないので、原作を読むことにする。 あ、「もやもやした気持ちのままの映画がイヤ」ということではない。 もやっとした気持ちはあれど、それはそれで受け入れられるとか、むしろは..
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