記事「小説家」 の 検索結果 985 件
-
すばる文学賞受賞作『灰色猫のフィルム』 発売第32回(2008年)すばる文学賞を受賞した 『灰色猫のフィルム』(著 天埜裕文)が 単行本になりました。 この作品、雑誌掲載の段階で読み忘れていました。 ちょっと焦っています。
-
第29回横溝正史ミステリ大賞 決定第29回(2009年)横溝正史ミステリ大賞が決まりました。 受賞作は 大賞 「ディオニス死すべし」 大谷剛史烈 テレビ東京賞 「ディオニス死すべし」 大谷剛史烈..
-
二章 天女と竜と、そいて人 続き赤城の視線は、今度は弟子と呼んだ少女に向いた。 「こちらのお姫(ひい)さんは、かの武曲星君の七娘(しちじょう)、七番目のご令嬢にあたる天藍公主だ。」 武曲星君とは、北斗七星を形作る星々の一つであり..
-
二章 天女と竜と、そして人 続きその日の早朝、桔梗荘の庭で、白いトレーニングウェアを着た麟児は、攻夫服と拳を交わしていた。 当身と掌法、禽拿(きんな)と逆技の目にも留まらぬ応酬は、余人が見れば超人同士の決闘と見えるだろう。だがそれ..
-
書評 新潮エンターテインメント大賞「蝶番」第4回(2008年)新潮エンターテインメント大賞受賞作 『蝶番』 中島桃果子(なかじま もかこ) 東京と滋賀で暮らす4人姉妹の物語。 長女の艶子は女優を目指していますが そのほかにもさまざ..
-
二章 二章 天女と竜と、そして人その女に目の前には、凄まじい惨死体が散らばっていた。 常人であれば正規に耐えぬであろう、血泥に沈んだ僧の生首を、女は、この上なく淫蕩な眼差しで眺めていた。 眺めているのは、生首だけでない。幾つもの..
-
『ストーリーメーカー 創作のための物語論』大塚 英志大塚英志氏の著作は、以前も読んだことが有りました。『キャラクターメーカー』という著作物です。 これらはシリーズものとなっておりますが、それぞれ独立した作りにはなっていますので、..
-
一章 海郷市の奇天烈な人々 続き実にスリリングなそのドライブが終わったのは、一軒のアパートが見えてからだった。 中央区に林立するマンション群とはまるで性質の異なる、一見すれば豪富が住む洋館にすら見えるそこが、同乗者真堂隆の下宿する..
-
書評 日経小説大賞「松林図屏風」第2回(2008年)日経小説大賞受賞作 『松林図屏風』 萩耿介 信長、秀吉の時代に、狩野派を追う形で台頭してきた 長谷川等伯一派を中心に、キリシタンの商人、 公家出身者などを登場させ、物語..
-
書評 文学界新人賞「廃車」第107回(2008年下期)文學界新人賞受賞作 「廃車」 松波太郎 日雇い労働で暮らす20代後半と思われる猫木。 彼が、中古のクルマの譲渡によって中国人留学生にしてやられる話。 まず、..
-
書評 文学界新人賞「射手座」第107回(2008年下期)文學界新人賞受賞作 「射手座」 上村渉 御殿場に住む日系ブラジル人家族の元に 東京から男がしきりに電話をかけてきます。 その男から、警備員をしている葛飾のス..
-
第109回文學界新人賞 応募要項第109回(2009年)文學界新人賞の応募要項を更新しました。 締切、選考委員などに変更はありません。 文學界新人賞のページはこちらです。