記事「小説」 の 検索結果 36252 件
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第135球今でも時々思い出す。あれから、どうしているのか、と…。幸せになってくれただろうか、と…。大祐は大きくなっただろうな。もう中学生くらいかな…。でも後悔はしていない。これは運命だったんだ、必然だったんだ..
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第134球衝撃だった。ドーンと来た。一瞬、何が何やらわからなかった。こんなこと、予想できるわけがない。思わず身構えた。とっさに大祐を守ろうとした。大阪の夜…。心斎橋の夜…。御堂筋の夜…。運命がまた交錯していた..
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第133球宝物だった。かけがえのない…。大阪ロックスター投手の神威小次郎(現アンドロメダ調査員)は、事も無げにそれを受け止めた。努めて前向きに…。もちろん、気にならないといえばウソにはなる。でもすぐに割り切っ..
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第132球入れ替わり、たちかわりだった。何度も何度も確認した。最低でも10回…。それくらい念入りなアクションだった。人の運命を握る、というのはそれほどの重い責任ということだろう。そこにはアンドロメダ調査員の神..
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第131球そこには大阪ロックスター二塁手の鬼崎平三(現アンドロメダ特別講師)が確かに待ち構えていた。ややいつもよりも緊張気味に…。珍しくスーツを着込んでいる。いつものオッサン顔(といってもまだ20代前半だが…..
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第130球すべてをさらけ出してくれた。真剣に向き合ってくれた。うーん、いい感じ…。うーん、幸せ…。頬が緩む。頬が赤く染まる…。それがまさかMAXだったとは…。束の間だったとは…。もちろん、この時に気づくハズも..
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第129球あの日、空は青々としていた。日差しがきつかった。暑かった…。楽しい時間だった。達成感があった。何かしら、のんびりできた。久しぶりの休息といっても大げさではないだろう。未来も拓けていた。そのハズだった..
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第128球遊びは豪快だった。酒はほとんど飲んでいないのに、そんじょそこらの酔っ払いには負けないハイテンションだった。機嫌を損ねたらサイテーな空気が漂うものの、何か楽しい気分に浸れた。リラックスできた。気分転換..
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第127球鬼はやはり鬼だった。ほとばしる熱い血はやはり隠しようがなかった。その力はまだまだ衰えてもいなかった。それどころか、まだまだやれそうだった。いや、間違いなくやれた。燃えた。燃えた。鬼は昔のように燃えて..
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第126球怒りのボールが鬼に向かっていった。魂をこめた球が打者の内角をえぐる。球速もそれなりにあったのではないだろうか。鬼の顔がさらに鬼のようになる。「あっ!」…。その瞬間、大阪・ロックスターナインは思わず声..
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第125球殴りかからんばかりにマウンドをにらみつけた。突き刺さる視線とはこういうことだろうか。まさに鬼だった。ド迫力だった。すさまじかった。正直、怖いくらいだった、という。大阪・ロックスターグラウンドで野球の..
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第124球男と男の戦いだった。力対力の激突だった。怒号も飛びかった。異様な汗が流れた。ともに顔は真っ赤だった。周囲はそれを無言で見つめた。とても間に割って入るムードではなかったという。その時、そこは間違いなく..