記事「小説」 の 検索結果 36252 件
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第88球意地でもアレは使うまい、と心に誓った。自分をステップアップさせた魔法を今度は捨てることで、またもう一段、上のレベルを目指しているような気にもなった。まさに気の持ちよう。立花恭兵は何となくだが、自分が..
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第87球まず相手の言葉に耳を傾けた。全部、聞いてから自分の意見を口にするようにもしている。最初から相手を否定しない。それは違うなって思っても、まずは相手を尊重する…。これが高校2年生・立花恭兵のルールだった。..
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第86球超高校級打者・フリッシュ欠場。本命不在の神奈川大会は大会はまさに戦国模様になった。何しろ、どんなに頑張ってもフリッシュにはかなわないとあきらめるしかない状況だったのが、突然、どこの学校にもチャンスが..
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第85球父は沈痛な表情を浮かべていた。無念の思いはそれだけで十二分にわかった。世間を騒がせた思いもあるのだろう。フリッシュ発見の記者会見は何とも痛々しく、そしてまた謎だらけの内容だった、という…。 ..
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第84球その年の夏、各県予選直前の高校球界はざわめいていた。大物選手に問題が発生したからだ。間違いなく夏の超目玉だったあの選手に…。消えた…。いなくなった…。何があったんだ? どうしたんだ…? 大騒ぎになっ..
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第83球人との出会いは大切だ。いや大切にしなければいけない。いや大切だと思わなければいけない…。これだけの人間がいるなかで、偶然、出会ったのも運命、まして言葉を交わすことにもなったのなら…。何でも財産。絶対..
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第82球自分を自分でほめてやりたい。どんな時でも、こう思えるようにやっている、という。自分で自分が嫌になるってことがないように…。そう思いかけた時は無理やりでも〝自分は自分のことが大好きだ!〟 って心の中で..
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第81球快感だった。何ともいえない。何か突き抜けたような喜びだ。大したことではないのに、その瞬間だけはゴールに到達したような気分でもある。4番目の男がわかったことで首都タイムズアマチュア担当記者の樹鞍はまさ..
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第80球粘り強さが信条だった。簡単に引き下がらない。いい意味でタフになろうと決めていた。ネバーギブアップ。使い古されたような言葉を、あえて心の中でつぶやいたりもした。やるだけやって、初めて自分も納得できる。..
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第79球モノを探している時、目の前にあるのになぜか気がつかないことがある。そんな時、慌てずに深呼吸して、ほんの少しだけ冷静になったら見つかる時があるという。首都タイムズのアマチュア担当記者・樹鞍は何かに行き..
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第78球思ったことはできる限り、即行動を心がけている。またいつか、また後日、と思ったら、結局、ずっと後回しになりがちだからだ。気になったら、心底、気にしてみる。やれる時には必ずやる。これが好結果をもたらすケ..
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第77球練習、努力の末につかんだものは大きな自信になる。でも、そこがゴールと思ったら、成長も止まると心得ている。何かをつかむ、何かを吸収してやる…。目標に到達したら、またもうひとつ上を目指す。その間に挫折が..