記事「小説」 の 検索結果 36253 件
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第65球あこがれた。あの人みたいになりたい、と思った。どうやったら、あの人みたいになれるのか、幼いなりに聞き回った、という。純粋に近づきたいと考えただけ。5歳にして、夢、目標が、自然とできあがっていった。 ..
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第64球闘志がほとばしっていた。気合、気迫…。5歳の少年にはよくわからない世界だったが、何だか、とてもかっこよく見えた。テレビのヒーローがいきなり、目の前に現れた、というような感じ。怪獣をやっつけてくれそう..
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第63球ひかれるものがあった。自然に漂うオーラというか…。まさに未完の大器というか…。何ともいいようがない古城直人の魅力に健太郎は、はまっていた。アンドロメダの一員に加えたい、とひと目みた時から思った、とい..
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第62球久しぶりの日本生活に違和感なく、溶け込んでいた。日本語も想像以上に問題なかった。合宿生活も充実しているようだ。家族と離れ離れなのは寂しいようだが、それも野球をやっている時は忘れられるという…。 ..
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第61球そこには会いたい人物がいた。どんな魅力の持ち主なのか、どんな才能の持ち主なのか、何があの人を引きつけたのか、何があの人を決断させたのか…。いろいろ想像した。妙にワクワクした。会うのが楽しみだった…。..
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第60球二世同士が新しいコンビを実現した。1人は父の夢を追いかけて、もう1人は父の夢を受け継いで…。まぁ、そんなことはどうでもいい。やりたいこと、好きなものを見つけた2人は弾んでいた。成果があってもなくても..
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第59球その時、悔しくて泣いたという。男は泣いてはいけない、が口癖の達将が…。狂った歯車は、簡単には戻らなかった。自暴自棄にもなった。1人で悩み、苦しんだ。今、振り返れば、その時間がもったいなくもあり、貴重..
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第58球達将は子供たちの前では強い父でいることにしていた。かたぶつで、あまり面白みのない父親だったが、これだけは徹底してきたつもりだった。長男・将吾には〝男は泣くな! 男は人前で泣いてはいけない〟と小さい頃..
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第57球キムチ鍋だった。何か家族で重大な話をする時は、なぜか決まって、この鍋だった。たぶん、父がただ好きなだけなんだ、と思う。これがまた、うまかった。家族4人、妙に一体感もあるような気になったから不思議だ。..
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第56球見るもの、聞くもの、すべてが新鮮だった。やれば、やるほど、野球の奥深さ、面白さを感じた。やはり血筋も関係するのだろうか。成長の度合いが違った。自分のやりたいことが見つかった、という感じだった。 ..
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第55球やれるだけ、やってみよう、と思ったという。挑戦してみよう、と思ったという。自分にはまだ可能性があるかな、とも思ったという。これまで知ることもなかった父の過去。思っても見なかった父の過去が、突然、将吾..
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第54球キラキラ輝いていた。充実感があるのだろう。スポーツの世界に入り込んで、目標をはっきり見つけたからだろう。勉学一筋だった中学時代とはひと味もふた味も違う雰囲気を漂わせる。体も大きくなっていた…。 ..