記事「小説」 の 検索結果 36254 件
-
あんでっど 四十七「皆さんは、この国に防衛省という奇妙な組織があり、自衛隊という世界では通常の軍隊と一線を隔した軍事組織が存在している事はご存知ですよね。」と、東十条教授は言った。そして、 「世間では自衛隊は国を守る..
-
あんでっど 四十六その頃。蕎麦屋で昼食を摂っていた慶一と溝端の携帯電話に見慣れない電話番号からの着信があった。慶一と溝端が顔を合わせて電話に出ると、ぞれぞれに百万円の金銭を口座に振り込んだという自動音声の様なメッセージ..
-
あんでっど 四十五翌日の夜。香織は相変わらず東十条教授の研究室に暖をとりに来た。そこに、桜子も慶一の差し入れを持って現れた。その二人に、日がな一日休憩の様な勤務中の寺島警部が、雑談がてら不思議そうに訊いた。 「そ..
-
あんでっど 四十四その時、病院の夜間外来用のドアから中居警部が駆けるように入って来た。そして、北茂美勇馬の叫び声を聞いて、外来待合室を見て、桜子と香織を発見すると、大きな声で、 「な・なにやってんすかあーーー!な..
-
あんでっど 四十三寺島警部に脚を撃たれた北茂美勇馬は、撃たれたほうの脚を装具で固定されたまま、警官の警備は付いているものの、現実には一般の病院の一角で入院生活を送っていた。北茂美勇馬の傷は、22口径のオートマチック拳銃..
-
あんでっど 四十二結局、一係の係長は、中居警部の、署長室に来いという様な言い方と、クビという言葉に、中居警部が何を言いだしているのか解らないまま、中居警部に袖を引きずられる様にして署長室の中にまで連れてこられた。 ..
-
あんでっど 四十一それから、中居警部が一係の刑事達と、救急車と護送用の車両を手配した。そして、寺島警部が署長に頭を下げると、署長が二係と四係の刑事に、何故か持っていた手錠を出させた。すると、その手錠を持って大杉警視と中..
-
あんでっど 四十その後、大市愛美に寺島警部が、二係と四係の連中が何を言ってきたのか訪ねたが、初めのうちは、なかなか口を開こうとはしなかった。しかし、寺島警部が真剣に 「私を信じてください。」と、言った事と、香織..
-
あんでっど 三十九そこからは、とても地道な作業を行う事になった。それは、昼間、寺島警部が大市愛美から借りてきた大市聖人のパソコンや携帯のインターネットの閲覧履歴からサイトの検証をするといった作業から始まり、寺島警部から..
-
あんでっど 三十八翌日、前夜に香織が大市愛美を心配して泣いていた姿を思い出しながら、寺島警部は大市聖人の入院している病院を訪ねた。何故、大市聖人が襲われたのか、それは、香織とは違う意味で寺島警部にも疑問があったからであ..
-
あんでっど 三十七大市聖人の怪我は後頭部を金属バットの様なもので殴られたものが一番深刻であった。頭骸骨は骨折し、急性硬膜外血腫をともない軽度の脳挫傷もみられた。実際、犯人達に連れ去られる途中で逃げ出して、すぐに保護され..
-
あんでっど 三十六それから、中居警部は、本当に何の指示もされないまま、警察署に残されてしまった。それで、仕方なく署内をぶらりとしていた中居警部は駐車場に寺島警部の車を見つけて、特別班のフロアに顔を出してみた。ちなみに、..