記事「新聞」 の 検索結果 16028 件
-
ご冗談を、「上の方々」これってタチの悪いジョークか? 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の辞任劇。改めて日本社会の病理の深さを思い知った。 発端となった森会長の発言。民間企..
-
ラケットを握らずコートに立つ・・・ 訃報に触れ、「昭和史1926-1945」をひらく。この昭和史の20年前から何を教訓として引き出すべきか、半藤さん はかんで含めるようにつづってくれている。 大局観や複眼的な考..
-
いまこそ夢を語ろう昨年12月はジョン・レノンの没後40年だった。名曲「イマジン」が世に出たのは1971年。天国や地獄はなく、国境も宗教もなく、殺し合いもしない。こんな理想郷を歌詞にした。「僕のことを夢想家だと思うかも..
-
改めて政治への信頼を問うコロナの脅威はいよいよ制御不能の域に達しつつある。政府と国民が一丸となって災禍と戦うべき時で批判めいたことを言いたくはないが、危機を前に支持率が低下の一途をたどる政権の姿は統治の危機を思わせる。 ..
-
「民主主義はこりごり」の声が早々と離れかける民心を気にしつつだったか、どこか侘しいご機嫌取りに見えた。菅義偉首相がインターネット番組に生出演して「こんにちは。ガースーです」とやった、あの自己紹介である。 ◇ ◇ ◇ ◇ ..
-
「政治的方言」に慣らされないアメリカ大統領選の喧騒を離れて菅義偉首相のこの間を振り返れば、まず注目していた初の所信表明演説は肉付きのとぼしい印象だった。実務的に各論を積み上げる流儀はわかるが、流れを漕ぎ上げていくような言葉の力..
-
心を動かす言葉とは文化庁が先月発表した「国語に関する世論調査」によると、SNSなどの普及で文章を発表する機会が増えて、多様な表現を受け入れる傾向が強まったという。コラムニストの小田嶋隆さんはその点を認めつつも「寛容と..
-
折々のことばこれほど豊かになって、これほどしあわせにならなかった国はめずらしい。 独文学者 池内紀(おさむ) 2020.10.5(月)朝日新聞朝刊
-
次世代に責任を持つこと新型コロナ対策を分析・検証する新しい会議の委員長に、福島原発の国会事故調査委員会(国会事故調)で報告を取りまとめた黒川清氏が就任した。 黒川氏は、原発事故から得た教訓として、日本の組織文化に..
-
ふるさと納税判決に思う先月、ふるさと納税の新制度から大阪泉佐野市を除外した総務相の決定を、最高裁は違法と断じた。◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 要するに、過度な返礼品提供を理由に制度への参加を拒むのならば、きちんと法令で定めてお..
-
コロナとの闘い終わらず多くの専門家が危惧した通り、緊急事態宣言の解除後、新型コロナ感染者数は再び増加している。すでに宣言発出当時を上回る数字なのに、政府も東京都も動こうとしない。というより「もう緊急事態宣言は出さない」と..
-
冷戦とすら呼べない米中の茶番◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ある元米外交官は2003年、北京を訪れたクリントン元大統領が中国人のエイズ患者を励まそうと肩を抱き寄せた光景が忘れられない。「中国が自国の感染症問題に目を向け、それに米国が..