記事「新聞」 の 検索結果 16028 件
-
「言葉」に逆襲される首相言葉を弾丸にたとえるのなら、信用は火薬だと言ったのは、作家の徳富蘆花だった。火薬がなければ弾は透らない、つまり言葉は届かない、と。数を頼んで言葉への横着を重ねてきた首相に、もはや十分な火薬があるとは..
-
「強粛」という病 立ち向かう時私が敬愛するシンガー・ソングライター中島みゆきさんの「Nobody is Right」という歌がある。「正しさ」を押しつける怖さを歌った名曲だが、こんな一節がある。 ”その正しさは気分がいいか ..
-
この内閣はバラバラだ緊急事態宣言が続くこの時期にあまり政権批判はしたくないのだが、この内閣のガバナンス・一体感のなさは異様だ。情報の集約・判断・指示・実行、どのステージも目詰まりを起こしている。 批判集中の布マ..
-
「ある」と言えども取らぬ責任多事奏論 朝日新聞編集委員 高橋純子 舌鋒鋭く、本質に切り込んでいくこの人の論調は、爽快で気持ちがいいですね。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「生きてただ生きていて、踏まれ潰れた花のように、にこや..
-
ウイルスとの闘い 勝利とは新型コロナウイルスの厄災は「第二次世界大戦以来の試練」であると、欧州各国のリーダーや国連総長は危機感をあらわにする。日本でもこんな春は終戦の年以来かもしれない。75年前、東京は桜の季節に空襲に遭った..
-
「気持ちで実現」続ける日本五輪の延期発表で、リセットボタンが押され、」なんとなく「一区切り」の雰囲気が広がっています。なぜ中止でなく、延期なのか。「一年」の根拠は何なのか。こうした疑問に明確な説明があったわけでもないのに、で..
-
日本人と会社 進化の機だ新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、全国各地で様々な動きが起きている。代表的な例が、企業が主導する時差通勤やリモートワークだ。リモートワークが広がれば、仕事のやり方だけではなく、進め方も変わる。..
-
コロナと国難「引っ込み思案」じゃ困ります育児のキツさの根源は「正解」がわからないこと。なのに次々と決断を迫られ、責任を全部背負わなければならないこと。だから、できるだけ多くの選択肢を準備しておく。がまんや不利益を強いる時は、なぜそう決断し..
-
桜を見る会と改憲「定義」を放棄するならば正当性に欠ける行為を正当化しようとする者は、しばしば定義の困難さを持ち出す。安倍内閣は、13年5月、「国際法上の侵略の定義については・・・確立された定義があるとは承知してない」とする答弁書を閣議決定..
-
足を棒にする『足を棒にする』折々のことば 長いこと歩き回ったり立ちっぱなしでいたりすると、足は緩やかなあそびをなくしがくがくになる。つまり限界の合図だ。昨今はしかし、人は限界に行き着く前にそれを回避する。..
-
大人の甘え、若者の怒りアマゾンの熱帯雨林火災による今年1〜8月の二酸化炭素(CO2)の排出は自動車約3千万台分に相当する。欧州を熱波が襲ったこの7月は世界の平均気温が観測市場最も暑い月になったーーー。 ◇ ◇ ◇ ◇..
-
忍び寄る「危うい言葉」の支配言葉の恐ろしさに触れた一冊の本が頭に浮かんだ。ナチス時代のドイツを市中で生き延びたユダヤ人言語学者クレンペラーが、当時の体験的思考を記した著作である。 全体主義に染め抜かれた時代を、こう述べ..