記事「朝刊コラム」 の 検索結果 51 件
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さだまさしさん「転宅」と「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」・・・NHKドラマ「かすてぃら」からさだまさしさんの自伝的小説とされる「かすてぃら」を原作とするNHKテレビドラマ「かすてぃら」が始まりました。昨今の潮流となっている古き良き昭和を時代背景とするこのドラマは、必ずしも原作に忠実とは言えな..
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時の記念日に「時間」を考える奈良県明日香村の水落遺跡は、斉明6年(660年)、中大兄皇子(後の天智天皇)により造られた、わが国初の水時計である漏刻台の跡です。漏刻台とは、導排水管をめぐらし、一定の速度で水を流すことで時を計る時計..
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大崎善生さん 「世界で一番優しい雨」・・日経新聞文化欄から「パリには世界で一番優しい雨が降る。(中略)今はその優しい雨が、君が眠る土の上に静かに降り注いでくれることを祈るしかない。」 5月19日の日本経済新聞「文化欄」に掲載された作家、大崎善生さんの文..
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憲法改正を考える・・・古い教科書と憲法記念日に憲法学者であった故佐藤功先生の「日本国憲法概説」を書棚から取り出してきました。当時上智大学の教授であった先生が講師として僕の大学で持った講座は、先生の独特の語り口とその説得力で人気があり、階段教室はい..
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「旅人の 宿りせむ野に 霜降らば 吾が子はぐくめ 天の鶴群(あめのたづむら)」・・今朝の編集手帳旅人の 宿りせむ野に 霜降らば 吾が子はぐくめ 天の鶴群(あめのたづむら)」 万葉集に収められたこの歌の作者は遣唐使の母としか伝わっていないそうです。鶴よ、私の子が凍えぬように、翼で包んでおくれ・・..
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命と引き換えに小学校統廃合中止を訴えた少年を思う中根平成24年、15年ぶりに国内の自殺者が3万人を切ったことが発表されてからほぼ1ヶ月、大阪から何とも痛ましいニュースが飛び込んできました。2月16日付讀賣新聞朝刊には、電車に飛び込んだ小学校5年生の..
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こぞって同じテーマの朝刊コラム・・・中国軍艦の挑発2月7日付朝刊各紙のコラムは、期せずして同じテーマを取り上げいて、読み手にとっては実に興味深いものでした。お題目は、中国軍艦によるわが国海上自衛隊の護衛艦とヘリコプターへの射撃用レーダーの照射。その結..
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元日の「天声人語」・・・新年に あらためて時間を考える元日の朝日新聞「天声人語」は、実に味わい深いものがありました。それは、時の流れをあたかも魔法のようだと称し、次のように述べています。 『大晦日の深夜から元日の早朝にかけて、時間の流れは魔法のよう..
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ゆく年を送り、新年を迎える・・・大晦日の朝刊各紙コラムから大晦日の新聞各紙のコラムは興味深いものがあります。1年を振り返りながらペンを持つ作者の心の奥底に触れることができるような気がするからです。 朝日「天声人語」は、「寒灯下(かんとうか)曲がってしま..
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京都祇園の惨劇・・・4月13日朝刊「天声人語」と「編集手帳」あの秋葉原の事件が頭をよぎるような、何とも痛ましい事故が起きてしまいました。春爛漫の京都祇園、見覚えのある道での惨劇に心が痛みます。折からの満開の桜が薄墨の桜にでもなってしまったかのような、言葉では言..
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「人は優しくなったか。賢くなったか。」震災から1年 3月11日の讀賣新聞「編集手帳」あの震災から1年が過ぎました。この日の新聞は、各紙とも一面から東日本大震災に関しての追悼の記事で溢れていました。その中でも、ひときわ輝きを放っていると感じたのが讀賣新聞でした。 いつものように当..
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引用の達人・・・読売新聞「編集手帳」毎日の朝刊のわずか450字ばかりの限られたスペースに掲載されている各紙のコラム。気の利いた言葉とわかりやすい表現で、時々の社会問題や世相をあぶり出しています。僕は朝日、日経、読売3紙のコラムを横に並べ..