記事「本」 の 検索結果 110202 件
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月日の残像瀬戸内海の島といえば木下惠介「二十四の瞳」、新藤兼人「裸の島」、篠田正浩「瀬戸内少年野球団」といった古い映画を思い出します。 木下惠介の助監督をしていたこともある山田太一の『月日の残像』(新潮社..
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本の旬読もうと思いながら本棚に置いたままになっている本はたくさんあります。谷崎潤一郎訳および瀬戸内寂聴訳の『源氏物語』、ドストエフスキー『悪霊』、ヘロドトス『歴史』、ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』..
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中山道と東海道「木曽路はすべて山の中である」は島崎藤村『夜明け前』の書き出しですが、いつか読もうと思いながら、本棚に置かれたままになっています。中山道はその山の中を通っているのですが、なぜ東海道でなく険しい山道を..
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月の名所わが心なぐさめかねつ更級や姨捨山にてる月をみて (古今和歌集 よみ人しらず) 月の名所といわれる場所はいろいろありますが、芭蕉も美濃から木曽路をたどって姨捨山の月を見にでかけています。千年以上前..
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月と星月みれば千々にものこそかなしけれ わがみひとつの秋にはあらねど (大江千里) Moon river から色々な連想がめぐります。月の沙漠、荒城の月、月がとっても青いから、月の法善寺横丁、月が..
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映画は読んでいるオードリー・ヘプバーンといえば、先日、川本三郎『映画は呼んでいる』を読んでいると、映画「ティファニーで朝食を」は最初、監督も原作者の T.カポーティも主役にはマリリン・モンローを考えていたと書いてい..
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ヘプバーン式きのう書類を書いていて、ローマ字はヘボン式でかくこと、との注記がありました。ヘボン式ってどんな書き方だったかなと、国語辞典を引っ張りだして巻末付録のページで確認しました。 それで思い出したのですが、..
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白洲正子『かくれ里』のことふと思い立って、ふらっと出かけるのが好きな人間にとって、白洲正子『かくれ里』は格好の道づれです。関西から越前、美濃あたりまでの地域で「秘境と呼ぶほど人里離れた山奥ではなく、ほんのちょっと街道筋からそ..
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ぼくの叔父さんブルーノ・ワルター指揮のモーツァルトを聴かせてくれた叔父さんは、わたしの母の弟です。わたしより二十歳年上でした。子供のころにはよく野山歩きに連れていってくれました。植物のことや星座の話しをしてくれま..
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人口減少とダンテ先月読んだ河野稠果『人口学への招待』(中公新書)の終章は「人口減少社会は喜ばしいか」という題です。そのなかに14世紀のヨーロッパではペストが蔓延し、人口減少が起こり、人口が半分以下になった地域さえあ..
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ダンテ『神曲』一日一歌ダンテはラテン詩人ウェルギリウスに案内されて、地獄めぐりに出発します。そういえば、時代的には兼好法師が「少しのことにも 先達はあらまほしきことなり」と書いていた頃と思われます。 なんだか米朝落語の「..
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ダンテ『神曲』を読む最近、本屋さんに行くと数種類のダンテ『神曲』が並んでいて気になります。平川祐弘訳が読みやすそうで、図版も多く、つい買ってしまいました。 「人生の道の半ばで 正道を踏みはずした私が 目をさました時..