記事「本」 の 検索結果 110203 件
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果たして「不死身の男」だったか~山の図書館果たして「不死身の男」だったか~山の図書館「単独行者 新・加藤文太郎伝」谷甲州著 「孤高の人」(新田次郎著)は長い間、私の愛読書であった。常人ではない足跡にあこがれたのである。加藤文太郎のように歩きた..
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あらためて低体温症の恐怖を知る~山の図書館あらためて低体温症の恐怖を知る~山の図書館「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」羽根田治ほか著 北海道・大雪山系トムラウシ山でツアー登山客18人のうち8人が亡くなったのは2009年7月16日だった。真冬..
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山に人間の深淵を見る~山の図書館山に人間の深淵を見る~山の図書館「山で見た夢 ある山岳雑誌編集者の記憶」(勝峰富雄著) いきなり「さよなら山登り」で始まる。山登りの記録を期待していた読者は途方に暮れるだろう。そうなのだ。これは一点か..
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山の図書館~「エベレストの神話」に挑む山の図書館~「エベレストの神話」に挑む「マロリーは二度死んだ」(ラインホルト・メスナー著) ジョージ・マロリー。1886年、イギリスで生まれる。ラインホルト・メスナー。1944年、イタリアで生まれる。..
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45億年のロマン~山の図書館45億年のロマン~山の図書館「日本の山と高山植物」(小泉武栄著) 山に登ると、周りの景色を眺めては「ああ、いいなあ」と思い、路傍の花に見とれては心を癒される。下山すれば明日への活力がみなぎる自分がいる..
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「疲労凍死/天幕の話」(平山三男著)~山の図書館「疲労凍死/天幕の話」(平山三男著)~山の図書館 昨年の夏、北海道のトムラウシ山でツアー中の9人が亡くなった。緯度の高い北海道とはいえ、7月のことである。亡くなった中には経験豊かなガイドもいた。「なぜ..
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人は誰でも遭難と隣り合わせ~山の図書館人は誰でも遭難と隣り合わせ~山の図書館「山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か」(羽根田治著) 「山の図書館」の第1回は「単独行」(加藤文太郎)を取り上げた。もちろん、最期の山行を除いて生涯単独行を貫いた..
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山の図書館~地上に降りた物語の天使~笹本稜平「未踏峰」地上に降りた物語の天使~笹本稜平「未踏峰」 国際的な諜報戦や警察小説を書く笹本稜平には、山岳小説とでも呼ぶべき作品がある。エベレストを舞台にした「天空の回廊」と、K2で最愛の女性を失ったクライマーの..
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「ヒラリー自伝」(E・ヒラリー著)~山の図書館「ヒラリー自伝」(E・ヒラリー著)~山の図書館 本田靖春の著作「K2に憑かれた男たち」(1979年刊)は、世界第二の高峰を目指す一匹狼たちの物語である。この書には白髪、ひげの男の写真が載っている。吉沢..
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「栄光の叛逆者 小西正継の軌跡」(本田靖春著)~山の図書館「栄光の叛逆者 小西正継の軌跡」(本田靖春著)~山の図書館 元読売新聞記者本田靖春は2004年に71歳で亡くなるまでの4年間、体験的ジャーナリズム論とも言うべき遺作「我、拗ね者として生涯を閉ず」を月刊..
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「氷壁」(井上靖著)~山の図書館「氷壁」(井上靖著)~山の図書館 男は都会へ帰ってきた。列車の窓の外に目をやる。「新宿の空は赤くただれている」。いつもの「戸惑いに似た気持ち」を抱き「一種の身もだえのようなもの」を感じる。 小料理屋の..
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松本清張「遭難」~山の図書館松本清張「遭難」~山の図書館 東西冷戦を描いた「寒い国から帰ってきたスパイ」や「スマイリー」シリーズで知られる英国の作家ジョン・ル・カレは日常を描く名手だった。何気ない動作、せりふにこめられた布石が..