記事「森茉莉」 の 検索結果 61 件
-
遺品逸品 偉人たちのとっておきの話黄門さまこと徳川光圀公の印篭、伊能忠敬遺品の半円方位盤、内田百けんのガラスの船ほか全50品。 時代を築いた偉人たちが愛用した品品を通し、ゆかりの人々が先人たちの素顔を綴る珠玉の一冊。 もちろ..
-
薔薇くい姫・枯葉の寝床〔森茉莉〕自分のことにしか興味が持てない著者が、現実との感覚のずれに逆上して『怒りの薔薇くい姫』と化し、渾然一体となった虚構と現実が奇妙な味わいを醸し出す「薔薇くい姫」 男同士の禁断の愛を純粋な官能美の世界に..
-
森茉莉―総特集 天使の贅沢貧乏〔KAWADE夢ムック〕今さら購入しました『森茉莉―総特集 天使の贅沢貧乏〔KAWADE夢ムック〕』(遅ッ!) この本を編むために名を連ねた執筆陣のまぁ豪華なこと。 なーんで、買うのをためらっていたのか?(絶版扱いにされ..
-
夢のかけら〔熊井明子〕エッセイスト熊井明子の初の短編小説集『夢のかけら』 ユリイカの12月号で「薔薇が香るとき」を森茉莉さんをモデルに書いたと紹介していましたが、まんま“森茉莉”で少々拍子抜けしました。 茉莉さんから聞..
-
父の帽子〔森茉莉〕東京・駒込千駄木観潮楼。森鴎外の長女として生まれた著者は、父鴎外の愛を一身に受けて成長する。 日常の中の小さな出来事を題材にして鴎外に纏わる様々なこと、母のことなど、半生の想い出を繊細鋭利な筆致で見..
-
貧乏サヴァラン〔森茉莉・著 早川 暢子・編〕家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。 オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、柱などの清汁…江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。..
-
マリアのうぬぼれ鏡〔森茉莉・著 早川 暢子・編〕「女というものにとって、うぬぼれ鏡と、褒め手とは絶対に必要なものである」「濃い薔薇色の、縞のある敷布と、深いオリイヴに薄茶の小もようのある掛けぶとんとの中に、私の天国が、あった」 毒舌とユーモアだけ..
-
ベスト・オブ・ドッキリチャンネル〔森茉莉・著 中野翠・編〕週刊新潮に1979年から1985年にかけて連載、好評を博したが、著名人は戦々恐々だったとか。 そのテレビ評に感動し、自身コラムニストの道を歩んでいる中野翠による精選ドッキリチャンネル。『ベスト・オブ..
-
贅沢貧乏のマリア〔群ようこ〕昭和62年、安アパートの自室でゴミの山に埋もれて孤高の死を遂げた作家森茉莉。 父・森鴎外に溺愛された贅沢な少女時代。結婚、渡仏、離婚などを経て自立。54歳で作家となり、独得の耽美な小説世界を発表した..
-
贅沢貧乏〔森茉莉〕華麗な想像力、並はずれた直観力と洞察力。現実世界から脱却して、豊饒奔放に生きた著者が全存在で示した時代への辛辣な批評。 表題作「贅沢貧乏」「紅い空の朝から……」「黒猫ジュリエットの話」「気違いマリア..
-
私の美の世界〔森茉莉〕美への鋭敏な本能をもち、食・衣・住のささやかな手がかりから〈私の美の世界〉を見出す著者が人生の楽しみを語るエッセイ集。 『私の美の世界』の中では、“食”ついて語っている「貧乏サヴァラン」の章が一..
-
記憶の絵〔森茉莉〕父・鴎外のこと、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母のこと、カルチャー・ショックを受けたパリでの生活、〈しんかき〉〈他所ゆき〉〈足弱伴れ〉などなつかしい言葉と共にあった日..