記事「横浜」 の 検索結果 23647 件
-
青い夜曇った夕暮れが終わるとき 海からの風が冷たくなったと思うと 空には青い帳が下りてきた
-
小雨の午後月の終わりが近付くと 今年の残りの月日を気にする 時の流れが早いと 決まり文句しか出ないと 少し寂しい気持ちになる
-
臺風の日強い風で町の木が 轟音を立てながら倒れる そんな日は外に出ないで 過ごすのが一番だ
-
水まき暑い日はいつまで続くのか 庭の花にまく水が少しの涼しさを呼ぶ そんな夏の風情を楽しむのも あと僅かなのかもしれない
-
税関前で何かから逃れて辿りつく場所は それ以上先には行けない 岸壁の果てだとわかっているのに いつもただ見つめることしかできない 波のない静かな海しかないと わかっているのに
-
灼けた道で途轍もなく暑い日には 坂の下に行くまでに どれだけ頬が熱くなるか
-
時報正午の汽笛を聞けば 少し焦る気持ちになる 耳を澄まして汽笛を聞けば 懐かしい声も一緒に 耳に飛び込んでくる気がする
-
夏の雨夕方に雨が降り出すことがわかっていれば 私は出かけることを止めただろうか
-
風に靡く曇りの空の中 高い灯台の旗は 南からの風になびく
-
雨上がり雨が上がり 雲が晴れない間は またいつ雨が降るかも知れず 気分も晴れることがない
-
桟橋の雨思い出したように 桟橋まで足を運ぶ 入船もないときの港は 人もまばらに静まり 波は風に揺れていて 流れる雲には雷光が灯る
-
竹林の風強い風が吹くたびに 竹の葉の音が町の中にこだまする この竹林もいつまで この町に残るのだろうか そう思うと煩い風の音も なんだか寂しく感じてしまう