記事「横浜」 の 検索結果 23647 件
-
向日葵向日葵の咲くところを探して 曇り空の町を行く 年々花畑は少なくなるような気がする
-
橋の見える岸壁でこの場所に佇んでいると 行方の知れなくなった人が どこからかやってくるようで 思い出したようにこの道を来てしまう
-
硝子の港穏やかな風は少し涼しい 一人で歩いた道も 誰かと歩いた海沿いも 物思いに空は曇る ガラスに映る海と空は あんなも青いというのに
-
坂を下りてあの人が坂を下りて行くと言った 下まで送ろうか、駅まで送ろうか 考えを出そうとする間もなく あの人は急な坂をとんとんと下りて行く 下りて行く途中であの人は 坂の上..
-
湊の風今日も空は真っ青だった 海は空の青を映して より青さを増している 北の空には雲が出ていたが その雲が港の方にまで来ることはない 港には南の風が吹いている
-
風景描写知らなかったものは 今まで知ろうとしなかったもの 折角に訪れた知る機会を逃しては 二度と得られない知識なってしまうのか 忘れていたというものは 覚えようとしな..
-
七夕雨上がりの朝 強い風が吹いていた 願い事の短冊は 枯れた葉と一緒になり 風に音を立てて 止むことがなかった
-
イタリア山夏の昼下がり 炎天下の坂を上り 山の上の庭園まで来る
-
象の鼻から海の風はいつでも 心に吹いてくるようで 船の音が聞こえてくると 想い出の声も どこからか聞こえてくるような そんな気がしてくるから不思議だ
-
坂の上からいつも上る道は振り返りもせず 町にどんな新しいビルができて 風景が変わってしまったかなんて 気にも留めないで毎日が過ぎてゆく 昔はとても気になったことも 今では見過ご..
-
7月の日差し梅雨の雨が降り続くのか と思われた朝の天気だったが 正午に庭に出てみれば じりじりとした灼ける陽 日陰にいても 全身を蚊にくわれたように 耐え難いかゆみに苦しむ..
-
山手の花の香人のいない尾根の道を行くと 海の風が木々を揺らして 薔薇の花の香りを通りに 町中に漂わせる あのときもっと あの人の声に親身に耳を傾けて 歩調を気遣うような心が..