記事「欧州経済」 の 検索結果 68 件
-
スペイン10年債利回りが初の「危険水域」、急上昇で7%台に/ロイターよりスペインの10年債利回りが一般に「危険水域」とみなされる7%を超えてしまいました(※1)。まだ楽観は許されない様です。 6月13日にムーディーズは、スペイン国債の格付けを「A3」から「Baa3」..
-
メルケル独政権、ユーロ圏の債務共有への反対が和らぐ兆候/ブルームバーグよりメルケル独政権に変化の兆しがあるようです。ニュース表現が微妙であり、断定的判断は困難ですが、要点として次の点は確認できるでしょう。 ①メルケル政権内で、ユーロ圏の危機解決手段として債務を共有化す..
-
独首相、共同債への反対強固に-米大統領は危機終息求める/ブルームバーグよりメルケル独首相は、現状でもまだユーロ共同債に反対しています。このままでは到底ギリシャや南欧諸国を救済することは不可能であり、ギリシャのユーロ離脱は決定的です。ギリシャの6月17日の選挙前までに、ドイツ..
-
ギリシャ離脱に備えユーロ圏各国が対応策準備へ=当局筋/ロイターよりロイターによれば、「ユーロ圏当局者は、ギリシャのユーロ圏離脱に備え、ユーロ圏各国が個別に対応策を用意する必要があるとの認識で一致した」そうです。こんなこと発表していいものなのかどうか、すっぱ抜かれたホ..
-
市場で問答無用のリスクオフ、恐怖指数は「パニック」前夜の水準/ロイターよりロイターの現状分析記事がまとまりが良いので転載しておきたいと思います(※1)。要点としては、次の通りです。 ①欧米株安と円高進行を背景に東京市場では問答無用のリスクオフが進んでいる。 ②ギリシ..
-
S&P:スペイン格付け「BBB+」に下げ-見通しネガティブ /ブルームバーグよりS&Pがスペイン国債の格付けを「A」→「BBB+」に引き下げたようです。当然と思いますが、経済情勢から判断すれば、もう少し下の符号でも良いと思います。 ところで、山崎元氏は、格付け会社のことを「..
-
スペインは日本型10年不況に突入か、官民そろって緊縮路線/ロイターより3月29日の記事ですが、ロイターにスペインの経済事情が少し掲載されていましたので、備忘のために部分引用しておきます。1月の失業率が23%である上に、「昨年第4・四半期の住宅価格は11.2%下落し、あと..
-
ドイツ連銀はユーロ圏分裂に備えている-ソロス氏/ブルームバーグより前回と同じくブルームバーグの記事です。前回はソロス氏の投稿記事でしたが、今回は公演記事です。 ただし、独連銀がマネーサプライの「無制限な拡大」に反対するのは普通に考えれば当然の事柄ですので、それ..
-
ユーロ圏分裂はもはや考えられないことでない-ソロス氏/ブルームバーグよりここのところソロス氏の発言がありませんでしたが、ようやくユーロを依然として悲観的に見ていることが表明されました。「数年後には通貨同盟の分裂が起こり得る状態になるかもしれないと指摘した」とされています。..
-
市場、スペイン警戒、利回り上昇・株下落、財政・金融に不安/日本経済新聞 朝刊よりスペイン経済は相当に悪化している様で、本日3/24の日経新聞が警鐘記事を掲載しています(※1)。以前から当室でも、その大恐慌的失業率の高さには何度か触れています。 Trading Economi..
-
ギリシャ債務交換の参加率は85.8%、集団行動条項を発動へ/ロイターよりギリシャの債務問題が、どうにか一段落し、マーケットの反応もすでに織り込み済みという感じの静けさです。しかしながら、これも取りあえずの強引な一段落に過ぎず、根本が解決していませんので、ギリシャはいずれま..
-
ギリシャ国債交換の民間損失負担は実質74%か、参加率が焦点/ロイターよりギリシャ政府が集団行動条項を盛り込んだ法案を提出、そしてこの法案が可決されて集団行動条項が適用された場合にはデフォルトに相当してCDSの支払いが発動される、にもかかわらずその影響は大したことはない。そ..