記事「歴史」 の 検索結果 41120 件
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古代社会と「ルーツ」-大和国高市郡の人事抗争ー(2)(前項の続き) 抗争の焦点になったのは、前項でも述べたように郡領という官職であった。 郡領というのは、郡を統括する郡司の中の大領・少領を指す。 律令制国家の官職は四等官と言い、(1..
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古代社会と「ルーツ」-大和国高市郡の人事抗争ー(1)もう数か月前のことになるが、ある「在日」の人から、朝鮮高校無償化問題について指摘を受けた。 何でも、交通免許証の確認にしても空港でのチェックにしても、外国人登録証などの提示は必要なくなってい..
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「成功」のために「歴史」を捨てるか?-斉藤環「『ハーバード白熱日本史教室』書評」-この国では、歴史と歴史学は別になくてもかまわない、という位置付けになっている。 このことは、折に触れ実感するが、先日もまたそのような例に遭遇した。 8月12日付『朝日新聞』朝刊(9面..
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「忘却」の始まり?(8)-「3.11」が突き付けたものー(前項の続き) 「3.11」が古代史研究に突き付けたものとは、研究課題の選択の基準の「歪み」(保立論文「はじめに」)でもなければ「自然と人間の関係についての学界の問題意識の希薄さ」(同3-(a)。..
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「忘却」の始まり?(7)-保立道久「地震・原発と歴史環境学」(ⅴ)ー(前項の続き) なぜ、保立は(ア)の追究より「結束」「組織作り」を優先するのか? 私は、保立が「団結」が強調された世代であることと、無関係ではないと思う。 保立は、1948年生まれ..
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「忘却」の始まり?(6)-保立道久「地震・原発と歴史環境学」(ⅳ)ー(前項の続き) 保立は、なぜ、「(ア)古代における歴史的特質の相違をなぜ、深めることができないのか」を追究しないのか? 保立に関するその答は、恐らく、(ア)の問題の追究よりも古代史・歴史学..
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「忘却」の始まり?(5)-保立道久「地震・原発と歴史環境学」(ⅲ)ー(前項の続き) もっとも、このような意見には保立の側にも言い分があると思われる。 考えられるのは本来、八・九世紀の歴史的段階差・特質の相違を析出するのは古代史研究者の仕事だというものである..
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「忘却」の始まり?(4)-保立道久「地震・原発と歴史環境学」(ⅱ)ー(前項の続き) なぜ、保立論文が「災害史研究」の豊かな発展につながらないのか? 答は、この論文の限りでは歴史的考察につながらないからである。 言い換えれば「歴史学」にならない..
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「忘却」の始まり?(3)-保立道久「地震・原発と歴史環境学」(ⅰ)ー(前項の続き) 続いて、保立道久「地震・原発と歴史環境学ー九世紀史研究の立場からー」を検討しよう。 構成は以下のようになっている。はじめに 1 地震史研究の蓄積 2 陸奥沖海溝地震とイ..
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「忘却」の始まり?(2)-石井正敏「貞観十一年の震災と外寇」ー(前項の続き) 『震災・核災害の時代と歴史学』に収載された古代史関係の論文は、以下の三本である。 (1)保立道久「地震・原発と歴史環境学」 (2)矢田俊文「東日本大震災と前近代史研究」 (3..
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「忘却」の始まり?(1)-歴研編『震災・核災害の時代と歴史学』-この五月に青年劇場の「臨界幻想2011」という芝居を見た(青年劇場のHPはこちら。「臨界幻想2011」の概要は「レパートリー」欄の「2012年公演予定」の頁で見られます)。 「何としても、『..
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過去の事実の一般的意義ー小川原正道『西南戦争』-(3)(前項の続き) この本を読み終わって、実感するのは次の点である。過去の事実は面白い! 著者の筆は全般的に抑制的で、見解の分かれる部分については、基本的に断定を避けている。 そういう意味..