記事「江戸川乱歩」 の 検索結果 412 件
-
『江戸川乱歩全集』第4巻より「猟奇の果」:乱歩と挿絵画家~その11「猟奇の果」 昭和5年(1930年)1月から同年12月まで『文藝倶楽部』(博文館)に連載された長篇。 連載が半年を過ぎたころ、例によって展開に窮して開きなおったか、内容一新を目論んで「白蝙..
-
『江戸川乱歩全集』第4巻より「押絵と旅する男」:乱歩と挿絵画家~その10「押絵と旅する男」 昭和4年(1929年)6月、『新青年』(博文館)に発表された短篇。 この頃の『新青年』編集長は、横溝正史のあとを継いだ延原謙(1892~1977年)でした。 日本の..
-
『江戸川乱歩全集』第4巻より「虫」:乱歩と挿絵画家~その9講談社版『江戸川乱歩全集』第4巻「猟奇の果」(1969年7月初版) 収録作品は次のとおり。(頭に★印のついた作品が横尾忠則の挿絵付きです) ★「虫」、★「押絵と旅する男」、★「猟奇の果」、★..
-
『江戸川乱歩全集』第3巻より「孤島の鬼」「蜘蛛男」:乱歩と挿絵画家~その8「孤島の鬼」 昭和4年(1929年)1月〜昭和5年2月、『朝日』(博文館)に連載された長篇。 私事から入って恐縮ですが… 遠い昔、高一か高二の夏休み― 田舎の祖母の家で、何日間..
-
江戸川乱歩作品を少し話そうかと。BSプレミアムで放送された『シリーズ・江戸川乱歩短編集』の再放送を観る機会があって、かつて読んでた頃の思い出とか、おすすめの乱歩映画についてしゃべってみました。幻想怪奇の世界に浸ってみませんかい?エソ..
-
『江戸川乱歩全集』第3巻より「陰獣」「芋虫」:乱歩と挿絵画家~その7「陰獣」 昭和3年(1928年)8月〜10月、『新青年』に連載された中篇。 この作品については、以前の記事(⇒「異稿・「パノラマ島奇譚」と「陰獣」が出来る話」)を併せてお読みいただければ幸..
-
『江戸川乱歩全集』第3巻より「木馬は廻る」:乱歩と挿絵画家~その6講談社版『江戸川乱歩全集』第3巻「孤島の鬼」(1969年6月初版) 収録作品は次のとおり。(頭に★印のついた作品が永田力の挿絵付きです) ★「木馬は廻る」、★「陰獣」、★「芋虫」、★「孤島の..
-
『江戸川乱歩全集』第2巻より「火星の運河」「パノラマ島奇談」「一寸法師」:乱歩と挿絵画家~その5「火星の運河」 大正15年(1926年)4月、『新青年』に発表の短編。 もし私が「好きな乱歩作品ベスト10」を選ぶとすれば、その中にこっそりとこの作品を入れてみたい気がします。 そ..
-
『江戸川乱歩全集』第2巻より「人間椅子」「湖畔亭事件」:乱歩と挿絵画家~その4講談社版『江戸川乱歩全集』第2巻「パノラマ島奇談」(1969年5月初版) 収録作品は次のとおり。(頭に★印のついた作品が古沢岩美の挿絵付きです) ★「人間椅子」、「疑惑」、「接吻」、★「湖畔..
-
『江戸川乱歩全集』第1巻より「屋根裏の散歩者」「闇に蠢く」:乱歩と挿絵画家~その3「屋根裏の散歩者」 大正14年(1925年)8月、『新青年』に発表の短篇。 主人公・郷田三郎が屋根裏を徘徊し、天井の節穴から他人の私生活を覗き見る場面の描写が、(不謹慎ながら)素晴らしい。..
-
『江戸川乱歩全集』第1巻より「D坂の殺人事件」「赤い部屋」「白昼夢」:乱歩と挿絵画家~その2講談社版『江戸川乱歩全集』第1巻「屋根裏の散歩者」(1969年4月初版) 収録作品は次のとおり。(頭に★印のついた作品が横尾忠則の挿絵付きです) 「二銭銅貨」、「一枚の切符」、「恐ろしき錯..
-
講談社版『江戸川乱歩全集』について:乱歩と挿絵画家~その1昨秋、所用があって実家に赴く機会が何回かあり、そのついでに、父親の遺した本や、私がここで暮らしていた頃に集めた本などを検め、残すものと処分するものの、仕分けを行ないました。 父親の蔵書で困っ..