記事「江戸川乱歩」 の 検索結果 415 件
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『算盤が恋を語る話』(1925)「日記帳」という作品と同じく、江戸川乱歩が内気な男の恋の告白を暗号で女性に伝えようとするお話。会計係のサラリーマンが職場の好きな娘の机の上にソロバンで暗号を残してドキドキするという、今なら少しアブナイ..
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『日記帳』(1925)初期の江戸川乱歩の作品は暗号モノが多く、デビュー作の「二銭銅貨」からして暗号モノだし、後の名作「孤島の鬼」も宝探し的な暗号解きの楽しさがある。翻案モノだけど「幽麗塔」もそう。。江戸川乱歩の名前の元ネタ..
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『一枚の切符』(1923)江戸川乱歩のデビュー作「二銭銅貨」に続く第二作とされる「一枚の切符」。「二銭銅貨」が日本語を用いた暗号解読の作品だったので純日本製の探偵小説ともてはやされたようだか、何となくこの作品には汽車や博士や切..
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『恐ろしき錯誤』(1923)江戸川乱歩は自分に厳しい人だったようだが、やっぱり他人からも厳しい評価を受けることもあったようである。「二銭銅貨」「一枚の切符」で整理小説家として鮮烈なデビューを飾るも、第三作目のこの「恐ろしき錯誤」..
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『夢遊病者の死』(1925)江戸川乱歩の作品をこれから読む方にとってネタバレになるかも知れないが「疑惑」とか「二廃人」と同じような夢遊病を題材にした作品。自分が夢遊病だったら…と思うと恐怖だし、今ならwebカメラを活用したり発達..
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『疑惑』(1925)映画でもドラマでも同じようなタイトルの作品が多く、江戸川乱歩の「疑惑」ってどんな話だっけな?と思う人も多いと思う。そもそもメジャーな作品じゃないから何ですかそれ?の人の方が多いと思うが、日を追うごとに..
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『断崖』(1950)断崖と言えばヒッチコック監督作品の「断崖(原題:Suspicion)」(1941)も思い出す。Suspicionと言えば「疑い」とのことで邦題のつけ方が見事だなあと思うが、日本の方でも崖と言えばは2時..
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『二癈人』(1924)江戸川乱歩の「石榴」とか「断崖」と似たテイストの短編。冬の温泉宿、日差しが障子いっぱいに広がって、その中で渋い煎茶とタバコを楽しみながら二人の男が火鉢を囲んで話す光景。この時点でなんかいいよねえ。温泉..
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嬉しすぎてつらい『昭和の名優、故天知茂さんが名探偵・明智小五郎を演じ、人気を博したドラマシリーズ25作品が初ブルーレイ化され、「江戸川乱歩の美女シリーズ Blu-ray BOX」として6月24日にキングレコードから発..
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『江戸川乱歩映像読本』今日ご紹介する書籍はこれ。『江戸川乱歩映像読本』。紹介はするが乱歩に興味がない御仁には全くオススメは出来ない書籍である。100%江戸川乱歩と、その映像化された内容に関わる、非常にマニアックな書籍だ。 ..
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『湖畔亭事件』 (1926)『湖畔亭事件』という小説も、実に江戸川乱歩っぽい小説なんだよなな。内気な主人公が療養に来ている湖畔亭という旅館の自分の部屋に女湯を覗ける鏡の仕掛けを作って自分の世界に浸る世界感。まさに乱歩っぽい。 ..
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『一寸法師』 (1926)『一寸法師』って今だと何て言ったらいいんですかね、作者の江戸川乱歩のように表現すると、子供の身体に大人の頭が乗ってる人なんですが、そんな身体的に特徴のある人が世紀の犯罪者として、色々としでかすという話..