記事「生命」 の 検索結果 1097 件
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常住不変の生命の法則一九八七年(昭和六十二年)二月、ノーマン・カズンズ氏と対談した時、氏は「『生命の永遠性』の哲理は『平和』の危機の現代にあって大きな示唆を与える。現代は人類の滅亡が現実に可能になった最初の時代である..
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死とは新しき生命の蘇生の契機結論して言えば、わが生命の本源を悟れば、もはや「生死」は恐れるものではない。死とは決して生の敗北ではなく、むしろ新しき生命の蘇生のために大いなる契機であり、生きて生きぬいたこの人生を総仕上げしゆくか..
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死後も継続する意識この宇宙は真の奇跡によって、持続のあらゆる瞬間に死にかつ生まれると想定するか、意識には拒んだ存在の連続をこの宇宙に移しあたえて、その過去を、残存して現在まで及んでくる実在たらしめるかせねばなるまい..
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精神の推進力が失われつつあるこの精神の確立ということについて、ユイグ氏は、私との対談集『闇は暁を求めて』の中で次のような趣旨を述べている。 ――物質文明に覆われている現代においては、「自分の人生に対する責任」という概念は消..
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アリストテレス(社会的動物)アリストテレスがこのように他者に働きかける「正義」を「完全な徳」として挙げているところに、人間を”社会的(ポリス的)動物”であるとした、彼の哲学の精髄が顔をのぞかせていると私はみたい。 ”社会的..
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いかに彼が働いているかわれわれの患者の一人が、自分の働きは何の高い価値も持っていないから、自分の生命は何の意味もないと主張することをしばしば経験するのである。 われわれは彼に、人間がどんな職業生活をしており、何をしてい..
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アリストテレス(アレテ―)アリストテレスは、運・不運、また表面的な幸・不幸といった、”付加的”な現象の奥底に「アレテ―(卓越性、徳)」という根本的な機軸を提示している。 そして、「幸福とは究極的な卓越性(アレテ―)に即し..
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広々とした境涯世界を開ききる言うなれば、生命は、常に外境と因縁和合しながら、「六識」を通し、それぞれの情報を受けている。そのなかには、種々の苦悩を生むものも少なくない。しかし、「九識」の太陽が胸中に輝きわたれば、それらの苦はす..
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デカルトの”考える自我”とは末那識デカルトの唱えた”考える自我”は第七識の末那識に根ざしているとも考えられよう。しかし、この領域は深い理性の座であるとともに常に煩悩に汚されていることを仏法の眼は鋭くとらえている。そして煩悩に汚され、..
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ユングやトランスパーソナル心理学池田:仏法では物事を識別する心の作用には、九段階あると説いています。 第六段階は、通常の自我意識ですが、第七の段階は潜在意識の領域であり、ここに根源的な自我の作用があると仏法では説いております。 ..
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「分断」から「結合」へと変革するカズンズ:人間が必要とする種々のものには連鎖の関係があり、それには調和のとれた統一性がなくてはなりませんから、それを壊してはいけないということです。 現状は、人間にとって宇宙がいかに優しくても、人..
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”マイナス要因”を”プラス要因”にする池田:良い意味でも悪い意味でも、現代はボーダーレス(国境がない)の時代に入っています。国境を越えて、さまざまなものが行きかう時代です。核兵器の問題にしても、今あげられた酸性雨に象徴されるような環境問題..