記事「筧十蔵」 の 検索結果 20 件
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10/30国盗り合戦の問題:10/30国盗り合戦の問題: 戦国時代を描いた小説などに 登場する猿飛佐助、霧隠才蔵、 筧十蔵…といったら、「『何』 十勇士」? ..
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紀州九度山 真田庵 真田十勇士 【和歌山】真田庵 真田十勇士 霧隠才蔵 穴山小助 猿飛佐助 筧十蔵 根津甚八 由利鎌之助 海野六郎 三好伊三 望月六郎 三好清海 ..
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第五章-4-十蔵は上田の庄を歩きながら、その様子の変化に愕然としていた。 久しぶりに戻ってきた上田の庄は、何も変わっていないように見えて、村に漂う空気は明らかに違っていた。 人々の顔に鋭気がない。歩く姿..
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第四章-13-年が明けて寒さが厳しさを増した頃、長浜の宿屋に一人の武士が宿を取った。 このあたりでは大きめの宿で、乗ってきた馬を安心して預けられるのがありがたかった。 一夜をぐっすり寝られればいいかと取っ..
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第四章-8-いくら報酬が良くても、自分の命を賭ける気まではしない。 上杉家には軒猿という優秀な忍軍団がいる。お抱えの忍衆は、他の忍者たちと連絡は取らず、独特の連携をしている。 だから二つ名を持つような有..
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第三章-14-影斎を先頭に、小介、六郎、宗太郎、源次郎、佐助、十蔵の順番で、列になって山道を越えていた。 辺りはすっかり夜の闇に覆われ、足元も覚束無い。 小介が何度か木の根に足を取られたり、そもそも子ども..
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第三章-12-源次郎が槍を落とすと、森の木々からいっせいに鳥たちが飛び立った。 ばさばさと強い羽ばたきに、その時だけ風が吹き上がったように感じられた。 こんなことは初めてで、源次郎は呆気に取られたように頭..
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第三章-9-源次郎が拾った忍は、常に源次郎につき従っている。 姿を見かけないときもあるが、そんなときは忍者らしく、床下や屋根裏や、木の枝に隠れて見守っているらしい。 源次郎は特に気にしていないようだった..
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第三章-8-父、昌幸が覚悟を決めた三年の間に、自分は何をすべきなのか。 源次郎の思いはそこに行きついた。父が源次郎に望んでいるものを、三年の間に身につけることが出来るのか。それは源次郎を焦らせはしたけれど、..
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第三章-7-鷺宮が連れてきた十蔵を見て、源次郎は顔を輝かせた。 「しばらくお世話になります」 十蔵が頭を下げると、さらに喜ぶと思っていた源次郎があからさまに肩を落としたので、それには十蔵のほうが慌ててしま..
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第三章-1-上田の庄は何も変わらず平和そうに見えた。 その年の冬は比較的穏やかで、春の訪れも早かった。寒さで倒れる人も少なく、冷害用の備えも底をつくことなく、余裕のある越冬だった。 村人達も笑顔で雪融け..
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第二章-4-早暁の境内を掃除していると、ざー、ざーという箒の音に混じって、階段を登ってくる足音が聞こえてきた。 その足音に源次郎は顔を上げた。一歩一歩、確かに石段を踏みしめる音は近づいてくる。 源次郎は..
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